コラム
「どんぶりがない」から生まれた カップヌードル誕生の意外な発想:大阪ビジネス(3/3 ページ)
世界中で年間1000億食以上が消費されるインスタントラーメン。その原点には、数々の失敗を乗り越えながら課題を一つずつ解決していった安藤百福の執念と発想力があった。
ほかにも容器のフタや具材、麺の揚げ方など、さまざまな知恵や工夫が詰め込まれた「カップヌードル」。「ひらめきは執念から生まれる」と安藤氏は語っていたそうですが、まさに執念で自ら新しい手法を発案し、次々に課題を解決していきました。
こうして誕生した新製品は、世界中で通用するように「カップヌードル」と名付けられ、1971年(昭和46年)に発売されました。
そして、いまでは宇宙食として採用されるなど、世界のスタンダードになりました。日清食品の歴史は、執念の大逆転と、発想の転換の連続でした。
いま、私たちが深夜にお湯を注いで待つ3分には、安藤百福の執念から生まれたアイデアがぎゅっと詰まっているのです。
大野 雄斗(おおの・ゆうと)
在阪テレビ局の報道記者
1997年、愛知県春日井市生まれ。2020年、京都大学文学部卒業。
在阪テレビ局入社後、報道記者として配属。新規ビジネスや企業調査など経済分野の取材経験がある。そのほか、大阪府警担当として、殺人事件などの凶悪事件を扱う捜査一課や、知能犯を扱う捜査二課などを取材。
その後、奈良県警担当として安倍元総理銃撃事件などを取材し、神戸支局では兵庫県および徳島県の話題を専門に取材。
現在はWEBニュースの執筆や配信を担当している。
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