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客単価が約1.5倍! なぜディズニーは高価格路線にかじを切ったのか 「夢の国」から遠のく未来のファン(3/5 ページ)
オリエンタルランドの株価が低迷している。2025年度の売上高は過去最高を更新したのに、なぜなのか。将来のディズニーを支える「ある属性」の減少についても触れながら、近年の業績を振り返る。
売上好調でも株価は低迷、なぜ?
売り上げは好調な一方、株価は下落し続けている。その主な要因が、コスト増による減益だ。
オリエンタルランドが2024年7月に公表した、2025年3月期の第1四半期の業績はコストアップにより減益となった。2025年3月期の通期は増益となったものの、減益基調は続いている。2026年3月期のテーマパーク事業単体の営業利益は、前期の1404億円から1304億円に減少した。背景には、人件費が112億円、メンテナンスやシステム関連などの諸経費が112億円増加したことがある。
オリエンタルランド(単体)では、従業員の約7割をアルバイトの「準社員」が占めている。準社員の時給は2019年の1000円台前半から、現在は1500円前後に上昇し、この間に正社員の給料も増えた。
時給がそれほど高くなくても夢の仕事とされ、アルバイトの希望者も多かったが、労働市場全体で賃金が上昇するにつれ、同社も賃上げを余儀なくされた。減益のほかにも1%に満たない配当利回りや、長年の高PER・PBRも株価下落の一因とされる。
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