行列店「コナズ珈琲」にも“課題”があった 社長が明かす次の一手は?(3/5 ページ)
行列必至のハワイアン カフェ・レストラン「コナズ珈琲」から、姉妹ブランドが次々と誕生している。カフェブランド「KNOWS COFFEE(ノーズコーヒー)」とダイニングレストラン「goodNess(グッドネス)」を開業し、行列ができる人気店も生まれている。どんな店なのか取材したところ……。
スタバと差別化した「ハワイカフェ」
内装は、夕日のオレンジやヤシの木の緑、土を思わせる茶色などを基調に、ハワイの夕暮れを表現。気軽に利用できるスタバのような位置付けのカフェだが、座席の間隔は都心のスタバよりも広めに取っている。
「ターゲットは、20〜40代の男女です。ビジネスパーソンの利用も取り込みたいものの、会議用のカフェにはしたくなくて、電源があるのは一部のテーブルのみ。価格帯はコナズ珈琲よりも手頃です。セルフサービス形式ながら、手作りの温かい料理を提供しています」
ドリンクは、希少なハワイコナ100%の豆を使用し、製法も選べるコーヒーを看板商品に据える。コクや苦み、後味のクリーンさを特徴とする「ウォッシュド製法」と、フルーティーな味わいと甘い香りを持つ「ナチュラル製法」だ。注文を受けてから、1杯ずつ淹(い)れて提供する。
価格は1杯850円。「高額に見えるかもしれませんが、非常に高価な豆なので、その価値を知る人には、むしろ安く感じると思います」と阿部氏は説明した。調べてみると、あるコーヒーメーカーでは、ハワイコナコーヒー100%の豆、または粉を5400円(113グラム)で販売していた。100%ハワイコナのコーヒーは、カフェでは一部の専門店でしか提供されていない。
フードは、“ライブ感”を重視。お客の目の前で焼き上げるパンケーキバーを備え、注文ごとにブレンダーで仕上げるフルーツソースも用意。調理工程を見せることで購買意欲をかき立てながら、待ち時間も飽きないよう工夫したという。パンケーキは190円〜と手頃な価格にもこだわった。
「さまざまな利用シーンを想定し、パッと食べられる低価格メニューも用意しました。コーヒーは390円〜の『カフェ アメリカーノ』もあり、パンケーキと組み合わせても1000円以下です」
当初は有楽町への1号店出店を検討していたが、家賃がネックだったという。ハワイコナ100%のコーヒーを1000円以下、パンケーキを1枚190円で提供するには、家賃が高すぎた。そこで、新規開業による話題性があり、施設入口の目の前という好立地を確保できる「イオンモール津田沼 South」を1号店に選んだという。
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