文化と暮らしの面では「目的地」
鉄道の面ではターミナルとしての役割が大きい上野駅だが、駅の周辺に目を向けると、上野そのものを目的に訪れる人も少なくない。
上野駅周辺の象徴といえば、桜の名所として知られる上野公園だろう。その周辺には、東京国立博物館や国立西洋美術館、国立科学博物館など、日本を代表する文化施設が集まっている。上野動物園や東京芸術大学もあり、上野は日本有数の文化拠点といえる。
商業施設が充実していることも、上野駅周辺の特徴だ。ヨドバシカメラやマルイなどがあり、線路沿いには、多くの買い物客や観光客でにぎわうアメヤ横丁がある。みやげ物から家電、衣料品、食料品まで、幅広い買い物ができる街なのである。
このように上野駅周辺には、美術、音楽、歴史、自然科学など、さまざまな分野の文化や学問に触れられる施設や、日々の暮らしを支える店が集まっている。鉄道網やビジネスの観点から見れば、上野は都心への交通拠点かもしれないが、文化や買い物、レジャーを目的に訪れる人にとっては、それ自体が目的地なのである。
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