2015年7月27日以前の記事
検索
コラム

なぜ藤原竜也がレタスに? 夏の“野菜余り”を防ぐ、意外すぎる仕掛け火曜日に「へえ」な話(2/3 ページ)

「なぜレタスに藤原竜也?」。スーパーで思わず二度見する野菜が登場した。背景にあるのは、夏に増えるレタスの食べ残し問題。味の素とJA全農長野のユニークな挑戦を追った。

Share
Tweet
LINE
Hatena
-

レタス自身に助けを求めてもらう

 では、どうすればレタスを最後まで食べてもらえるのか。そこで考えたのが、レタス自身にメッセージを発信してもらうというアイデアだった。味の素・コンシューマーフーズ事業部の佐々木絵梨さんは「レタスの課題に気付いてもらうには、レタス自身が語りかける形が最も伝わると考えました」と話す。


“藤原竜也さんの顔フィルム”に包んで販売

 売り場で藤原さんの真剣な表情が目に入れば、「これは何?」と足を止める人も多いはずだ。食品ロスという少し難しいテーマを、楽しみながら知ってもらう。それが今回の企画の狙いである。

 もちろん、社内でも最初からすぐに賛成されたわけではなかった。「本当に藤原さんの顔をレタスに使うのか」と驚く声もあったという。それでも、「なんだこれは?」と興味を持ってもらうことが、まずはこの問題を知ってもらうきっかけになる。そう考え、実現に向けて動き出した。


「夏場にレタスを使いきれず捨てたことがある」と回答した人は65.6%

 もう一つ大きな壁があった。それは、レタスが同じ形のものが一つもない野菜だということだ。工場で生産される商品なら、サイズや形をそろえることができる。しかし、レタスは一玉ごとに大きさも丸みも違う。

 そのため、フィルムを巻くと藤原さんの顔の位置がずれたり、表情が伸びて見えたりすることがある。そこで、どのレタスでもきれいに顔が見えるよう、フィルムの素材やデザインを何度も調整。巻き方まで細かく検証したという。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

ページトップに戻る