インタビュー
「会社を辞めずに挑戦」は広がるか? 外資系CAが休職して開業した理由(3/5 ページ)
会社を辞めずに、新たな夢へ挑戦する――。カナダの大手航空会社でCAとして働くRyucrewさんは、休職制度を利用して帰国し、カフェを開業した。退職せずに挑戦できる働き方の可能性を探る。
休職制度を利用して挑戦したカフェの開業
この休職制度を利用してRyucrewさんがカナダから帰国して挑戦したのが、カフェの開業だった。2026年5月、地元・大阪中心部の有名商店街の近くに「KISSA RAY(喫茶レイ)」をオープンした。
もともと海外のカフェ巡りが好きで、亡き祖母が喫茶店を営んでいたこともあり、以前からカフェ経営に興味を持っていたという。
カフェ開業の転機となったのがYouTubeだ。コロナ禍で一時的にCAをレイオフ(一時解雇)されたことをきっかけに始めたYouTubeは、今ではチャンネル登録者数が約35万人となっている。CAとしての仕事ぶりを動画で発信したことで複数の書籍を出版し、イベントで多くのファンと交流する中で、「もっとみんなが交流できる場を作りたい」という思いが強まっていった。
また、母親に自身が乗務する便へ搭乗してもらったほか、勤務先の日本就航初便を担当するなど、長年の夢だったCAとして大きな達成感を得た。やりたかったことの多くを実現できたことで、会社の休職制度を利用して次の挑戦に踏み出す決意をしたという。
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