12年ぶり復活「モコモコ」は、なぜ忘れられなかったのか 「もう一度食べたい」が500件超:週末に「へえ」な話(1/3 ページ)
一度は姿を消した永谷園の「モコモコ」が12年ぶりに復活する。販売終了後も「もう一度食べたい」という声が届き続けた理由とは……。
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電子レンジの中で、カップの中身が少しずつ膨らんでいく――。
その様子を見ながら「ちゃんとケーキになるのかな」とワクワクした経験がある人もいるかもしれない。そんな平成のおやつが、12年ぶりに帰ってくる。
永谷園が8月3日に発売する「マグカップでふっくらケーキ!モコモコ」(バニラまたはチョコ、希望小売価格・税別130円)は、2000年に発売し、2014年に販売を終了した商品の復活版だ。興味深いのは、商品が売られていなかった期間にも、ファンの声が途切れなかったことだ。
永谷園によると、終売後の10年間で、お客様相談室には500件以上の再販希望が寄せられた。SNSでも復元レシピが投稿されるなど、販売されていない商品が消費者の中で生き続けていた。
次々と新商品が登場する食品の世界で、販売終了から10年以上たっても「もう一度食べたい」と思われる商品は、決して多くない。なぜ、モコモコは忘れられなかったのか。理由の一つは、単なるお菓子ではなく、作る時間そのものを楽しめる存在だったからだ。
作り方はシンプル。マグカップに卵1個と粉(本商品)を入れて混ぜ、電子レンジで約2分加熱するだけ。電子レンジの中で生地が少しずつ膨らみ、モコモコと姿を変えていく。その“待つ時間”まで楽しめることが、多くの人の記憶に残ったようだ。
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