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「評価に納得する」若手社員は半数以下 上司が逃げてはいけない「評価者の姿勢」「キレイごとナシ」のマネジメント論(1/3 ページ)

評価に納得していない若手はなぜ多いのか。そして上司はどう向き合うべきなのか。

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「キレイごとナシ」のマネジメント論

常に目標を達成させる「常勝集団」をつくるために、キラキラしたビジネスtipsは必要ない。組織マネジメントを専門とする横山信弘氏が、本質的なマネジメント論を「キレイごとナシ」で解説する。

著者プロフィール・横山信弘(よこやまのぶひろ)

企業の現場に入り、営業目標を「絶対達成」させるコンサルタント。最低でも目標を達成させる「予材管理」の考案者として知られる。15年間で3000回以上のセミナーや書籍やコラムを通じ「予材管理」の普及に力を注いできた。現在YouTubeチャンネル「予材管理大学」が人気を博し、経営者、営業マネジャーが視聴する。『絶対達成バイブル』など「絶対達成」シリーズの著者であり、多くはアジアを中心に翻訳版が発売されている。


 半期に1回、1対1で行われる評価面談。来期の昇給幅や、その理由についての説明がここで行われるはずだった。上司は「まあ、いろいろ見ての総合評価だから」と、あいまいな説明でその場をやり過ごした。若手である部下の表情は、全く晴れなかった――。


評価面談に納得いっていない若手社員は、実は多い(ゲッティイメージズ)

 こうした場面は決して珍しいものではない。評価に不満を抱く若手社員は、想像以上に多いのだ。

 今回は、評価に不満を抱く若手社員が増えている実態と、上司がどう向き合うべきかを解説する。部下の評価に悩む管理職はもちろん、自分の評価に疑問を感じているビジネスパーソンにも、ぜひ最後まで読んでもらいたい。

評価に納得している若手は、半数もいない

 もしフィギュアスケートの採点で、選手が「審査員がなぜこの点数をつけたのか納得できない」と感じていたら、どうなるだろうか。競技そのものへの信頼が揺らいでしまうはずだ。

 実は今、企業における評価の現場でこれと同じような事態が起きている。

 法人向け研修事業などを手掛けるIKUSA(東京都豊島区)が、社会人1年目から5年目の社員400人を対象に調査を実施したところ、「現在の評価制度に満足している」と答えた人は、46.8%にとどまった。


現在の評価に納得しているか(出所:プレスリリース、以下同)

 さらに気になるデータもある。

 「評価基準が共有されていない」と感じている若手社員は、46.3%にのぼった。評価に不満と回答した人の理由で最も多かったのは「評価基準が不明確」というものだ。フィギュアスケートで言えば、

 「技術点の内訳が発表されない」

 「なぜ減点されたのかの説明がない」

 という状態ともいえる。採点理由が明確でなければ、選手は納得できないし、次の演技をどう改善すればいいのかも分からない。


評価に対して不満を感じた理由

 評価面談についても、「自分の成長に役立っている」と感じている人は43%にとどまった。評価された理由も、次に向けた改善点も伝えられなければ、面談は成長の機会にならないにもかかわらずだ。

 一方で、評価制度が改善されれば勤続意向が高まると答えた若手社員は約6割にのぼった。評価の納得感は、離職や定着に直結する重要なテーマになっているのだ。

 若手社員が評価制度で重視する項目を見ると、

  • 明確な基準
  • フィードバックの具体性
  • 公平性

 これらが、ほぼ同率で上位に並ぶ。若手社員は何か高度な採点ロジックを求めているわけではない。ただ、採点基準がはっきりしていて、フィードバックが具体的で、どの社員にも同じ基準が適用されている。この3つが揃うだけで、納得度は大きく上がる。若手社員が求めているのは、まさにこれだ。


評価で重視するポイントは

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