「ナナズグリーンティー」海外20店舗に 北米で「抹茶カフェ」は定着するか(1/5 ページ)
創業25周年を迎えた抹茶カフェチェーン「ナナズグリーンティー」が海外展開を加速させている。現在、国内に63店舗、海外に20店舗を展開。今年5月に開業した米国ロサンゼルスの店舗は、初日に最大2時間待ちの行列ができたという。海外展開の狙いと勝算を七葉の朽網一人社長に聞いた。
創業25周年を迎えた「nana’s green tea(ナナズグリーンティー)」が海外展開を加速させている。抹茶やほうじ茶を使ったドリンクやスイーツに、どんぶり、出汁茶漬けなどを扱い、女性を中心に親しまれている、日本発の抹茶カフェチェーンだ。
2001年に東京・自由が丘に1号店を開業し、現在は国内で63店舗を展開する。海外では20店舗まで増え、シンガポール、台湾、香港、オーストラリアのほか、北米にも手を広げている(2026年8月末時点)。近年、海外の店舗数を積極的に増やしていることもあり、海外店舗の総売上高は2024年度が前年比約71%増、2025年度が同約16%増と右肩上がりだという。
2026年5月には、北米初の直営旗艦店として、ロサンゼルスにパサデナ店を開業。初日は最大2時間待ちの行列ができ、看板商品の抹茶ラテやパフェがよく売れた。
インドの調査会社ストレイト・リサーチによると、世界の抹茶市場規模は2025年に45億3000万ドル(約7100億円)となり、2034年には84億1000万ドル(約1兆3300億円)に成長すると予測されている。北米は2025年に37.2%のシェアを占め、同市場をけん引した。現地では「スーパーフード」の一種として好まれている。
ナナズグリーンティーを運営する七葉(東京都目黒区)の朽網一人(くたみ・かずと)社長に、ナナズグリーンティーの差別化戦略と海外展開の勝算を聞いた。
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