インタビュー
丸亀製麺が韓国に再進出、今度は行列 「撤退した市場」で何を変えた?(5/5 ページ)
丸亀製麺が韓国市場に再進出し、1年足らずで4店舗まで拡大。今回はロッテグループと組み、商業施設を中心に出店するほか、メニューも現地の食文化に合わせて工夫している。過去の撤退から何を変えたのか。
35店舗までの道のり
トリドールHDは、韓国で2030年までに35店舗まで拡大する計画だ。GRSの運営ノウハウと現地ネットワークを生かし、商業施設を中心に出店を進める。2026年中に8店舗まで増やす計画はほぼ固まっており、次の候補地も挙がっている。
ただし、その先は地方都市に出るのか、ソウルに集中して出店するのか。路面店や空港への出店も含めて、投資額などを見ながら、今後の出店方針を協議している。
今回は、出店のたびに、店舗支援を担うスタッフを日本から派遣している。当初想定していたよりも手厚い支援が必要になったが、その分しっかり指導できた面もあり、トリドールHDは、この体制が適切だったとみている。
しかし、同じような支援を続けるには限りがある。日本側のリソースも無限ではなく、手取り足取り教えるという体制をいつまでも維持できない。「質を担保しながら、どう広げていくのかが課題」と金田氏は説明する。
現地の店舗が自走できる体制をつくり、支援を薄くしても品質を保てるか。拡大と品質の維持をどう両立できるかが、次の焦点になる。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
ドトールVS.コメダ なぜ好調? 店舗数だけでは分からない「強さ」の違い
ドトールコーヒーショップとコメダ珈琲店が激しい競争を繰り広げている。店舗数でドトールの背中を捉えたコメダ。両者の決算や歴史を振り返りながら、今後の動向を見ていきたい。
富士そば「外国人観光客お断り」は悪なのか 立ち食いそば騒動が問いかけた現実
庶民の味方である立ち食いそばに、外国人観光客が押し寄せる現象が起きている。外国人観光客お断りを示す店舗もあるが、「そば」が本当の意味でも世界に愛される日本食になるためにできることとは。
なぜ「皮だけ」「ガリだけ」が売れるのか 販売データで見えたドンキ「偏愛めし」の買われ方
「ガリだけ丼」「皮だけフライドチキン」など、一見ネタのような商品が並ぶドン・キホーテの「偏愛めし」。累計1122万点を販売した裏側には、「誰かの120点」を追求する商品開発と、販売データから見えてきた意外な購買行動があった。
セブンはなぜ苦戦するのか コンビニ王者を支えた「勝ちパターン」が曲がり角
コンビニの「王者セブン」は、なぜ苦戦しているのか。コンビニ大手各社や外食大手のゼンショーHDが展開する“謎コンビニ” の狙いを調べてみると……。

