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「Suicaの新キャラ」投票が盛り上がる 「猛反発からファン化」構造に見る既視感(1/3 ページ)
20年以上親しまれた「Suicaのペンギン」交代劇。当初の激しい反発や不信感は、なぜSNS上で「推し活」へと変貌を遂げたのか?
JR東日本が、長年親しまれてきた「Suicaのペンギン」に代わる新たなイメージキャラクターの選定を進めている。現在、3つの候補案から1つを選ぶ投票イベントが開催中だ。
現在の「Suicaのペンギン」は、千葉県のマスコットキャラクター「チーバくん」なども手がけたイラストレーター、坂崎千春さんによるデザインである。2001年のSuicaサービス開始以来、20年以上にわたり交通広告やオリジナルグッズ、駅構内のキャンペーンなどにキャラクターが使われ、日常の風景に溶け込んでいた。
それだけに、キャラクター交代が発表された直後はSNS上で、「ペンギンを返してほしい」「今のままでよかったのではないか」といった戸惑いの声が相次いだ。
さらに「投票によって新キャラクターを決める」というプロセス自体に冷ややかな視線を送るネットユーザーも少なくない。その背景に、2018年に同社が行った「高輪ゲートウェイ駅」の駅名公募がある。当時、応募数の上位には「高輪」「芝浦」「芝浜」といった地名が並んでいたにもかかわらず、最終的に選ばれたのは130位の「高輪ゲートウェイ」だった。この経緯から「結局は出来レースであり、ユーザー投票はポーズに過ぎないのでは?」という不信感を持つ人が一定数存在したのだ。
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