インタビュー
なぜ「サバゲー」を研修に? たった3分のゲームで見えてきた、同僚の意外な一面(1/5 ページ)
社員研修になぜか「サバゲー」? 赤外線銃を使った3分間のゲームを繰り返すと、普段の職場では見えにくい社員の行動や、人が動き出す「条件」が見えてくるという。狙いと課題を聞いた。
ヘッドセットを着けた大人が、赤外線銃を構え、物陰から相手チームの動きをうかがう。撃たれると頭の受信機が赤く光る。3分間のゲームが終わると、すぐにチームで集まり、何が起きたのかを振り返る。
これは、キャリアボンド(大阪市)が展開する研修「赤サバ」の一場面だ。サバイバルゲーム(サバゲー)を、チームビルディング研修に仕立てている。
通常のサバゲーは、エアガンでプラスチック製のBB弾を撃ち合い、チームで勝敗を競う。当たれば痛みがあり、ゴーグルなどの防具が欠かせない。主に専用のフィールドで行う競技だ。
一方、赤サバは弾ではなく、赤外線を発射する。痛みはなく、防具も不要。弾が飛び散らないので、体育館や商業施設、遊園地の一角など、さまざまな場所で実施できるのが特徴だ。
使用する銃はゲーム感覚で扱えるデザインで、未経験者でも参加しやすい。射程は100メートルあり、先端のキャップを替えれば難易度も調整できる。
キャリアボンドによると、2025年の事業開始から、15社と1大学のゼミが研修を導入し、228人が参加した。研修を設計する代表社員の西野英男氏はキャリアコンサルタントの資格を持つ。この資格を生かし、赤外線サバゲーを組み合わせた研修を設計するのは日本初だという。
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