インタビュー
なぜ「サバゲー」を研修に? たった3分のゲームで見えてきた、同僚の意外な一面(2/5 ページ)
社員研修になぜか「サバゲー」? 赤外線銃を使った3分間のゲームを繰り返すと、普段の職場では見えにくい社員の行動や、人が動き出す「条件」が見えてくるという。狙いと課題を聞いた。
赤サバ研修で見えること
赤サバ研修は約2時間。作戦会議(約5分)、ゲーム(3分)、振り返り(約5分)という流れを4〜6回繰り返す。ゲームは1対1から5対5まで人数を段階的に増やして行う。
西野氏によると、1対1では恐怖心が強くなるが、2人になると安心感が生まれる。3人になると、今度は連携の難しさが出てくるという。人数が増えるほど難しくなるチーム運営を、ゲームの中で体感してもらう狙いだ。
座学研修の場合は、頭で理解して終わりがちだが、赤サバでは特定の条件下で参加者がどう動くかが見える。1ゲームを3分に絞るのは、考え込む余裕をなくし、行動パターンが表れやすくするためだ。
赤サバは相手の動きで状況が刻々と変わるため、とっさの判断が求められる。作戦を立て、実行し、振り返って次の作戦に生かす。PDCAサイクル(計画→実行→評価→改善を繰り返す考え方)が自然とゲームの中に組み込まれている。
ゲーム中は、普段の関係性も表れやすい。上司ばかりが指示を出すチームは、会社でもトップダウン型の組織になっていることが多いという。一方、あるIT企業では、メンバーが比較的均等に意見を出していた。役割を分担して一つのものを仕上げる普段の働き方が表れていると西野氏は分析する。
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