インタビュー
なぜ「サバゲー」を研修に? たった3分のゲームで見えてきた、同僚の意外な一面(4/5 ページ)
社員研修になぜか「サバゲー」? 赤外線銃を使った3分間のゲームを繰り返すと、普段の職場では見えにくい社員の行動や、人が動き出す「条件」が見えてくるという。狙いと課題を聞いた。
「ひらパーサバゲー研修プラン」を販売
それでも、2023年11月に兵庫県洲本市の体育館で初の体験会を開催。翌年には、京都市の連携事業者に認定され、2025年2月には「ひらかたパーク」(大阪府枚方市)で研修プランの販売を始めた。赤サバ研修にバーベキューを組み合わせ、入園料込みで1人1万6500円としている。企業の研修は、このプラン経由が多いという。
ひらかたパークからしても、来園することが少ない企業の団体を呼び込むことができるほか、研修で訪れた参加者の再訪を期待できる点でメリットがある。同施設以外で赤サバ研修を実施する場合の料金は、1人1万5000円で、研修メニューによって異なる。
これまで赤サバ研修を実施した企業は製造業や運送業、IT企業などさまざまで、用途は新人研修が中心だ。ひらかたパークと同じ京阪グループの京阪電気鉄道(大阪市)も、普段の業務で接点がない部署同士の新入社員を対象に赤サバ研修を導入した。
研修参加者の受け止め方はさまざまだ。普段とは違う行動を見せる人もいれば、会社での力関係がそのまま表れていると感じる人もいる。運動が苦手な人の中には、疲れが態度に出てしまうこともあるという。
企業からすると、「この条件ではこんな行動が見られた。職場でも別の役割を任せたらどうなるか」と、仮説を持ち帰ることができる。「配置や育成、管理職の関わり方などを考え直す材料にしてもらうことが、目指す価値だ」と西野氏は語る。
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