インタビュー
「いつでも安い」ベイシアが、なぜさらに安く? 新業態で削ったもの、残したもの(1/5 ページ)
「いつでも安い」を掲げるベイシアが、さらに低価格を追求する新業態「ココトク!」を始めた。商品数を半分以下に絞り、サービスを省く一方、総菜やタコスなどを充実。狙いを聞いた。
物価高が続く中、小売各社が価格競争力を高めている。特に注目されているのが、スーパー大手のベイシア(前橋市)が新たに打ち出したディスカウント業態の「劇安ワンダーランド ココトク!」(以下、ココトク)だ。
ペットボトル飲料や加工食品などの商品を段ボールやパレットに載せたまま陳列し、ベイシアのポイントサービスも扱わない。しかし、売り場から受ける印象は、いわゆる倉庫型のディスカウントストアとは少し異なる。生鮮食品や総菜、寿司などがずらりと並び、注文を受けてから調理するタコスや、イートインスペースまで設けられている。
商品数も、同規模のベイシアと比べて半分以下にし、既存店より1〜2割程度安い商品も豊富にそろえている。
もともとベイシアは「いつでも安い」を掲げ、低価格を強みにしてきた。そんな中、なぜ埼玉県深谷市の「ベイシアふかや花園店」を業態転換し、別ブランドの「劇安ワンダーランド ココトク!ふかや花園店」を2026年6月に開業してさらなる低価格を追求することにしたのか。その狙いを、ベイシアのマーケティング本部広報部部長である松田詩織氏に聞いた。
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