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「麻辣湯」市場が大混戦 七宝、楊國福、ラホンバン……勝ち残るのは?:長浜淳之介のトレンドアンテナ(2/6 ページ)

麻辣湯の人気が過熱している。最大手は七宝麻辣湯だが、実は多くのチェーンが展開しており、混戦模様となっている。今後の展開はどうなるのか?

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広がる麻辣湯人気、全国で出店ラッシュ

 麻辣湯専門店は、どれほどあるのだろうか。

 最大手の七宝麻辣湯は全国に75店舗(2026年8月現在)。ラホンバンマーラータンは19店舗(同9月現在)、福恩麻辣湯は約35店舗(同9月現在)、楊國福麻辣湯は26店舗(同6月現在)、張亮麻辣湯は10店舗(同6月現在)と続く。

 特に2026年に入り、麻辣湯ブームの本格化を感じさせる動きが目立ち、実績のある外食大手も相次いで市場に参入している。

 「丸亀製麺」を運営するトリドールホールディングスは、東京・吉祥寺に出店していた香港発の雲南スパイシーライスヌードル専門店「譚仔三哥(タムジャイサムゴー)」を麻辣湯専門店にリニューアルし、「譚仔麻辣湯」に改名した。


譚仔麻辣湯。丸亀製麺の系列(筆者撮影)

 格安ステーキ「やっぱりステーキ」を運営するディーズプランニングは新会社を立ち上げ、豪州発の麻辣湯専門店「ドラゴンホットポット」の展開を開始。「磯丸水産」などを展開するクリエイト・レストランツ・ホールディングスも、「菜菜麻辣湯(サイサイマーラータン)」の出店を進めている。


ドラゴンホットポットの内観。やっぱりステーキの系列(出所:プレスリリース)

菜菜麻辣湯の薬膳スープ。磯丸水産の系列(出所:プレスリリース)

 こうした店舗展開は、大手だけにとどまらない。全国の政令指定都市や県庁所在地クラスの都市では、毎週のように新たな麻辣湯専門店が誕生している。中でも目立つのが、中国系の経営者が日本人客を意識して出店するケースだ。

 もともと在日中国人を主な顧客としてきた「ガチ中華」が、麻辣湯をきっかけに日本人にも広く受け入れられ始めているとも言える。日本人が経営する店も含め、個人店や数店舗規模のローカルチェーンも次々と生まれているのである。

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