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JR東日本の新決済サービス「teppay」は普及するのか? Suicaの「上限2万円」解消も、クレカチャージには制約(2/3 ページ)

JR東日本が新たなコード決済サービス「teppay」を開始した。Suicaの「上限2万円」を超えるチャージが可能になる一方、チャージはビューカードに限定され、タッチ決済にも非対応だ。普及に向けた課題と勝算を探る。

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「他社クレカNG」「独自ポイント」 利用者増の“足かせ”は

 Suicaの入金上限額である2万円を撤廃することに成功したteppayだが、SNSでは早くもデメリットを指摘する投稿も見られる。

 クレジットカードでチャージするには、事前にカードをアプリに登録する必要があるが、登録できるのはビューカードのみだ。ビューカードを持っていない利用者は、銀行口座をひも付けるか、ATMから現金を入金しなければならない。

 モバイルSuicaには他社のクレジットカードを登録できるものの、Suicaの残高をteppayに移すことはできない(teppay残高からSuicaへのチャージは可能)。そのため、クレジットカードでteppayにチャージするには、ビューカードが必要だ。


teppayの支払い画面

 他社の事例では、PayPayが2026年8月に他社のクレジットカードとのひも付けを終了した。背景には、カード会社に支払う手数料の負担があったとされる。teppayがチャージに使えるクレジットカードを自社のビューカードに制限したのも、こうしたコスト負担を抑える狙いがあると考えられる。

 ポイント制度では新たに「teppayポイント」を導入した。支払い額の0.5%分のポイントがたまる仕組みで、1ポイントを1円相当として支払いに使える。だが、JR東日本はビューカードの利用でためられる「JRE POINT」を既に展開している。ビューカードもポイント付与率は0.5%だ。teppayはPASMOとの協業を前提としているため、JRE POINTをそのまま導入するのは難しかったという。

 teppayポイントはJRE POINTに交換できるものの、同じ企業グループ内でのポイント制度の乱立は消費者にとって分かりにくく、認知拡大の足かせとなるだろう。

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