+D Style 本格焼酎ぐびなび:第12回 福岡遠征で九州の味と焼酎を堪能!

syotyu

 今回の「焼酎ぐびなび」は福岡遠征だ。九州中のおいしいものが集結する大都市・福岡にて、ここならではの味を堪能しながら、庶民派の焼酎をおいしく飲んでしまおうという次第だ。

1日目

photo 山のように積まれたニラとキャベツは圧巻

 まず初日に訪れたのは「楽天地」という福岡でも有名なもつ鍋の店。ここのもつ鍋は、山のようにうずたかく積まれたニラとキャベツと、こってりとしたスープが特徴だ。これに乾燥した唐辛子をたくさんいれる。こんもりとした野菜がどんどん鍋の中に吸い込まれていくのがとても楽しい。モツももちろんウマいんだが、キャベツが甘く、どんどん胃に吸い込まれてしまう。シメは豆腐に、特製ちゃんぽん玉で満腹。しかし、このボリュームで一人前900円は安い!


photo ホカホカのモツをつつきながらのロックが最高

 このもつ鍋には、「黒霧島」(霧島酒造)をロックで頂いた。しっかりした味のもつ鍋にはオーソドックスかつ迫力のある芋焼酎がよく合う。


2日目

photo 野菜はシャキシャキ感のあるうちに食べる

 2日目の夜はまた鍋だ。今宵は福岡名物の水炊きに、アラ(関東ではクエ)も食べてしまうという暴挙にでた。まず、最初の水炊きは大山地鶏を使っていて、コラーゲンがたっぷり。野菜も産地直送で大変美味い。そして、何といっても1日かけて煮込まれたガラスープが絶品である。丁寧に根の部分を洗ったセリなども野性味が溢れ、なかなか食べられない味だ。


photo 樽の香りが印象的な「木挽 刻」をお湯割で

これには「木挽 刻」(雲海酒造)を合わせた。これは芋焼酎を樫樽で熟成させたもので、樽の香りを楽しめる。ロックもいいがお湯割りもなかなかイケる。

水炊きで半分くらい腹を満たした後は、いよいよアラ鍋に突入。まるで鶏肉を食べてるようなしっかりした白身の味に加えて、皮の下のゼラチン質がたまらない! 幻の魚といわれ、なかなか食べられないこの魚が、数千円で食べられるなんて。本当に幸せである。これだから九州はやめられない。


3日目

photo 鉄なべ餃子は小さくても味がギュっと凝縮

 最終日には「鉄なべ餃子」で締めくくった。鉄なべの中でパリパリに焼いた餃子を次々と口の中に放りこみながら、鹿児島の昔から好んで飲まれている庶民派銘柄「島美人」(長島研醸)をグビリ。ほのかな甘みが特徴で、それが餃子の具にはとってもマッチする。この組み合わせの妙に、箸が止まらない。


photo 空港で発見した、1杯650円の「森伊蔵」

帰りに空港で驚いたのが、東京では幻といわれている「森伊蔵」が、JALのショップでコーヒーなどと一緒に1杯650円で普通に売っていた(笑)。

楽天地 西中洲店

photoいつも満員の人気のもつ鍋屋「楽天地」

【住  所】福岡県福岡市中央区春吉3丁目11-14 的野ビル2F

【電  話】 092-715-2524

【営業時間】 17:00〜26:00

【定休日】 無休



博多なべ処 中洲真屋

photo プロ野球選手などにもファンが多い店

【住  所】福岡市博多区中洲4丁目6-5毛利ビル2F

【電  話】 092-281-0026

【営業時間】 17:00〜24:00

【定休日】 日曜



本店 鉄なべ 小倉店

【住  所】福岡県北九州市小倉北区魚町2−6−15

【電  話】 093-513-8033

【営業時間】 11:00〜24:00(ランチ11:00〜15:00)

【定休日】 無休



著者紹介

橋本 裕之(ハシモト ヒロユキ)

有限会社デジほん社長 SSI認定焼酎アドバイザー。

株式会社ダイヤモンド社で編集者として『旨い!本格焼酎』(著・山同敦子)の企画、編集などに携わる。また、モバイルサイト情報誌『iして! ケータイサイトの歩き方』の編集統括を務めた以降はモバイル業界に関わるようになり、株式会社ドワンゴを経て、2005年6月に独立し有限会社デジほんを設立。デジタル、アナログを問わず、コンテンツを広くプロデュース、運用している。最近ではスケート界の裏を深くえぐった『愛するスケートに何が起こったのか?』(著・渡部絵美)を手がけている。


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