ニューウェル・ラバーメイド・ジャパンは6月21日、世界的な高級筆記具ブランド「パーカー」の新作を発表した。7月下旬より順次販売される。今回、パーカーがラインアップする「アクティブ・ライティング・コレクション」には、同社が長年培ってきた技術ノウハウや筆記具としての卓越性を継承しつつ、若い世代など幅広いユーザーにもアピールできるよう“リフレッシュ”した製品を用意している。
軽量アルミボディを採用した「パーカー エスプリ」は、望遠鏡のようにペンの長さを調節できる「テレスコープメカニズム」を備えている。自分にちょうどよいサイズで使用したり、ポケットに入れて持ち歩くことも容易になった。万年筆タイプが6300円、ボールペンとデジタルツール用のタッチペンとの切り替えタイプが5250円、通常のボールペン、シャープペンタイプはともに4200円となる。
「パーカー エグゼクティブ」は、4つのペン軸を内蔵し、それらをひとつのボタンで選択できる「ペンデュラム・グラビティシステム」や、うっかりペン先を出したままポケットにしまおうとした時に自動でノックが解除される「ロッカークリップ」などを備え、ビジネスシーンでのユーザビリティを高めている。ペン軸は、黒/赤ボールペン、タッチペンに加え、蛍光オレンジまたはタッチペンを装備し、価格は8400円。
「スリンガー II」は、人間工学に基づいてデザインされたという特徴的なボディにネックストラップを取り付けることができるユニークなコンセプトの製品。アクセサリーのように筆記具を身に付けて欲しいというパーカーの思いがこめられている。価格は2100円。
また、日本でのキャンペーンとして「アローワゴン」を用意し、6月22日には丸の内・銀座・東京・六本木、6月23日から2日間は渋谷と原宿でプロモーションを実施する。
パーカーのグローバルブランドディレクター、リチャード・ウェスラー氏は、筆記具メーカーのブランド認知度に関する調査結果を発表し、同社が日本国内における海外筆記具ブランドとしてトップの認知度を持つメーカーと主張した。また、PCや携帯の普及によるユーザーの筆記具離れについても、マーケットの縮小傾向はここ数年でおさまっているという見方を示した。
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