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» 2007年10月31日 20時40分 公開

“目からウロコ”なアイデアチェアも登場――東京デザイナーズウィーク+D Style News(1/2 ページ)

今年も始まった東京デザイナーズウィーク。メイン会場の明治神宮外苑では、国内外のさまざまな“デザイン”にふれることができる。膨大な出展の中から気になったブースを紹介しよう。

[山田祐介,ITmedia]

 今年で22年目を迎える東京の一大デザインイベント「東京デザイナーズウィーク」が、10月31日に開幕した。メイン会場の明治神宮外苑では、さまざまな企業、学生、アーティストなどが“デザイン”を発信している。その中から気になったブースを紹介しよう。

photo 目印は巨大な「LOVEボタン」。イベントのショーデザインはマイケルヤング氏が担当した

 エントランスを抜けて右側に位置する「JAPAN ブランド EXHIBITION」では日本の伝統的な技術や素材を使ったデザイン雑貨やインテリアを見ることができる。

photophoto 山形工房の折りたたみ椅子(左)と、間伐材を利用したMONACCAのプロダクト(右)

 フェラーリのカーデザインも担当した奥山清行さんがデザインを担当するブランド「山形工房」からは、モダンな折りたたみ椅子が出展されていた。折りたたむことで衝立にもなる1台2役のインテリアだ。杉の間伐材を利用した雑貨を展開する「MONACCA」も、プロダクトを出展。木の素材感が魅力的で、手にとって見ると思いのほか軽い。

 エントランスから向かって中央には、インテリア見本市「100% DESIGN TOKYO」のコーナーが設置されている。こちらでも、日本の伝統工芸の新しい試みを発見することができた。

photophotophoto 一見普通の和傘だが、開けばなんとビニール素材

 「SINARU」(シナル)は、三木竹材店と漆加工の佐藤喜代松商店、さらにデザイナー・島村卓実さんとのコラボレーションで生まれた竹製品のブランドだ。このSINARUブースで展示されていたのは、ビニール素材の和傘。もちろん骨組みには竹が使われている。和紙ではなく透明なビニールを使うことで、骨組みの竹をデザインの主役にしているのがポイント。竹は皮の部分を残すことで強度を保ち、着色には紫外線に強い特殊な漆「MR漆」を使用している。今後は、骨組みの接合部の強度を高めるなどの改良を施し、2008年の春から量産を目指すという。

photophoto 竹の“しなり”を利用したストッパー機構。玉留めを下にずらすだけで優雅に傘が開く。ストッパーにはABS素材を使用しているが、竹繊維を使った樹脂素材に変更する予定だという

 イギリス発のデザインブランド「lime STUDIO」(ライム・スタジオ)は、シンプルながらユニークなリラックスチェアを展示する。

photo 筆者のオススメ、lime STUDIOのリラックスチェア。気持ちいいです

 木の葉をイメージした“くの字”ボディはどちら側からも座ることができ、どちらに腰掛けるかで座り心地も変化する。椅子の上であぐらをかけば、揺りかごの心地よさも味わえる。さらにユニークなのは、ボールをつかって背もたれの角度を調節できること。床と背もたれとの間にボールをストッパーとして挟めば、好きな角度に背もたれを調節できる。とてもシンプルな機構だが調節の自由度は高く、かなり便利だ。現在、日本での販売を検討中だという。

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