アウディ ジャパンは5月12日、レーシングカー「アウトウニオン タイプC」を2分の1スケールで再現したペダルカーを発売した。世界999台の限定生産で、価格は225万7500円(別途、輸送費が必要)。
アウトウニオン タイプCは、アウディの前身であるアウトウニオンにより1936〜1937年に生産され、ハンス・シュトゥック、ベルント・ローゼマイヤーらのドライビングで当時のレースシーンを席巻した伝説のレーシングカー。V型16気筒エンジンをミッドシップにレイアウトし、現アウディのロゴでもある“フォー・シルバー・リングス”を冠したアウトウニオン レーシングカーのシリーズは、1934年登場のタイプAからタイプCまでが参戦した59戦中、33戦を優勝で飾り、その中にはF1の前身であるグランプリの優勝3回も含まれる。
今回のペダルカーは、ボディラインやディテールにおいてタイプCを忠実に再現し、レーシングカーさながらにアルミ製チューブラーフレームや7速の変速機、デュアルディスクブレーキを備え、芸術品とも呼べるクオリティで仕上げられているという。
現在日本では、東京・表参道のブランドショールーム「Audi Forum Tokyo(アウディ フォーラム東京)」で、実車を展示している。
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