編集部:真夏の日差しには白い時計。日没後はブラック&ゴールドの時計。少し派手だけれど、仕事を忘れてバカンスを満喫するには、そういった時計のほうがよさそうですね。 小川:地中海や南仏あたりのリゾートで、太陽のもとではホワイト、日が暮れたらブラック&ゴールド、なんて時計を使い分けると、かなりクールです。それとトルコやカサブランカ、そして最近注目のドバイのように、ビーチもあるけど砂漠もあるみたいなアラビアンナイトな場所なら、ホワイト&ゴールドの時計もラグジュアリーで大人の魅力を感じさせます。 |
鈴木:白とゴールドの組み合わせは、お洒落の上級テクですから決まると一気に高得点ですね。あと、お値段的にはちょっと張りますが、ホワイトケースとダイヤモンドの組み合わせなんかもステキです。 小川:最近は女性も大きいサイズの時計を普通にする時代ですから、2本分買うと思って1本のダイヤ入り時計を2人でシェアするのも手ですね。ケース径が35〜38ミリぐらいならユニセックスとして使えます。同じデザインのメンズ・レディースモデル、いわゆるペアウォッチをしているよりは、気恥ずかしさはないと思いますよ。 |
編集部:でも男がダイヤ入りの時計というのは、いかがなものでしょうか……。 鈴木:今や男性がダイヤ入りピアスをする時代ですから、時計なら全然OKでしょう。学校の父親参観日にはめて行けば担任だって一目置くし、確実に他の父兄たちの出鼻くじけますよ。 編集部:授業参観にしていくんですか!? 勇気がいるなぁ……。 |
ひと頃、コンビの時計といえばロレックス「デイトジャスト」に代表されるステンレスケース&ゴールドベゼルの組み合わせが、まさにお約束だった。しかし最新の時計トレンドでは、ホワイトケースにゴールドやダイヤモンドなどをあしらった、ラグジュアリーなカラー/マテリアルの組み合わせも人気が高い。ニューリッチ層やPC世代には、「機械式」「高精度」「伝統」といったキーワードに代表される時計の価値観よりも、むしろデザイン性、トータルファッションにいかにマッチするかがポイントになりつつある。 |
ブレスレット、クロノグラフ操作ボタン、そしてグレカ模様が刻まれたホワイトセラミック製ベゼルを取り囲むようにセットされたイエローゴールド。「DV ONEクロノ」のマテリアルと配色は、金無垢クロノグラフよりも断然エレガントで、まに時代の今を感じる1本。シンプルなモデル「DV ONE」も、ベゼル内周リングやインデックス、長短針にゴールドカラーをアクセントとして採用。白と金との微妙な配分がセンスの良さを物語っている。 どちらも自動巻き、ホワイトセラミックス製ケース&ブレス、ホワイトエナメル文字盤。DV ONEクロノは2008年7月時点で価格が未定、DV ONEが39万9000円。 |
35ミリケースサイズのシェアウォッチとしてお薦めしたいモデル。ブランドのシンボルモチーフであるメデューサがデザインされダイヤモンド文字盤、135個のダイヤがセットされたベゼルなど豪華なホワイト&ジュエリーウォッチに仕上げられている。 |
ヴェルサーチ問い合わせ: |
編集部:服装も時計もバカンス仕様に着替え完了したのはいいけど、旅先で何して過ごせばいいのか分からないって人、多くないですか? 小川:そう、日本脱出まではいいけど、現地では結局決まったオプショナルツアーから選ぶしか選択肢がないのは残念ですね。 鈴木:じゃあ、時計を買ったらもれなく何でもわがままを聞いてくれる「コンシェルジュサービス」が付いてくるとしたら良くないですか? 編集部:そんな時計があるんですか? 鈴木:まだ日本での取り扱いは未定ですが、実はあるんです。そんなブランドが。 編集部:本当ですか!? でも、かなり高額なモデルなんでしょうねぇ……。 鈴木:高いですが、それが何か。例えば来週突然休暇が取れたので日本からミラノまで航空券2枚。空港には運転手付のリムジンを手配。夜はミラノでもっとも予約が取りにくいレストランをリザーブ。翌日はサッカー観たいからシートも押さえて、なんてオーダーもできるわけです。 小川:ラグジュアリー&ゴージャス、しかもサプライズ付き。それって全女性が憧れるバカンスです! |
鈴木:「バドレ」という時計のオーナーになると、その特典が所有期間中は無料で付いてきます。最善を尽くして手配/予約してくれますが、飲食や買い物などの実際にかかる費用は自己負担なので念のため。 編集部:なんだか値段を見ずに鮨を注文するみたいで、かなりスリリングですね。 小川:でも海外でレストランを予約するとき、窓際の夜景のきれいな席をリザーブできたりすると、その男性の好感度ポイントは一気に上がりますよ。 |
18世紀末には、かのブレゲに時計部品を供給していたバドレ。1872年以降、ジュネーブ天文台の精度コンクールで数々の優勝記録を樹立した輝かしい実績をもつ、名門時計ブランドが復活した。往年の傑作時計にインスパイアされた複雑時計や、太古の昔、地球上に飛来した隕石片や地球外物質を時計の地板やパーツに採用する、希少性の高いモデルを次々とリリース。またバドレの時計オーナーには、独自のサービスシステム(Ishango/イシャンゴ)を提供。メンテナンスや修理中には同社の最新モデルを代替品として使用できるほか、コンシェルジュサービスも付加されており、法に触れないことなら、ほぼ何でもかなう最上のサービスが受けられる。ただしチケット代金やレストランでの飲食費用などは実費が派生するので、使うにはそれなりの覚悟と資金が必要。 同ブランドは日本での取扱いが2008年7月時点で未定。 |
バドレWebサイト:http://www.badollet.com/ |
取材・文/泰 仁・+D Style編集部
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