コラム
» 2008年07月16日 18時41分 公開

「インクレディブル・ハルク」+D Style 最新シネマ情報

マーベル・コミックの看板ヒーロー「ハルク」が、2003年に引き続き映画化。監督は「トランスポーター」シリーズのルイ・レテリエ、主人公はエドワード・ノートン、ヒロインにはリブ・タイラーを起用し、新たなキャストで原作の世界観を表現した。

[本山由樹子,ITmedia]
photo (C)2008 MVLFFLLC. TM &(C)2008 Marvel Entertainment. All Rights Reserved.

 「スパイダーマン」などと並ぶマーベル・コミックの看板ヒーローであり、2003年にアン・リーがメガホンをとって映画化された「ハルク」の続編。とはいえ、5年ぶりに復活した緑の超人はもろもろ仕切り直し、「インクレディブル・ハルク」としてスクリーンに登場した。主演はエリック・バナからエドワード・ノートンにバトンタッチしている。

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 科学者のブルース・バナー(ノートン)は5年前に実験の失敗によってガンマ線を浴び、強大なパワーを備えた超人ハルクに変身、その際に恋人ベティ(リヴ・タイラー)に大怪我を負わせてしまう。ベティの父でもあるロス将軍(ウィリアム・ハート)はブルースの体質に注目し、その血清をスーパー・ソルジャー計画(歩兵兵力開発・強化計画)に利用すべく、執拗に彼の後を追いかける。

 心拍数が200を超えればハルクに変身してしまうブルースは、国外へと逃亡し、ブラジルで隠遁生活を送っていた。ヒクソン・グレイシーに怒りを抑える術を習い、昼は清涼飲料水工場で働き、夜は自宅で元の体に戻るための治療薬を探っていたが、成果は現われない。

 ある日、ちょっとしたトラブルからブルースの血が清涼飲料水のボトルに付着してしまう。それはアメリカに出荷され、ロス将軍がすぐさま発見。エミール・ブロンスキー(ティム・ロス)率いる特殊部隊をブラジルに送るが、ブルースはハルクに変身し、難を逃れる。ハルクの驚異的なパワーを目の当たりにしたブロンスキーは、その力の魅力にとりつかれ、スーパー・ソルジャー計画に志願。その結果、もう1人のハルクこと怪物アボミネーションへと姿を変えることに。

 一方、ブルースは以前からコンタクトを取っていたミスター・ブルーなるアメリカの科学者に会うため、5年ぶりにアメリカ国内へ戻るが……。


photophoto (C)2008 MVLFFLLC. TM &(C)2008 Marvel Entertainment. All Rights Reserved.

 「トランスポーター」シリーズで有名なルイ・レテリエが監督を、「X-MEN2」「エレクトラ」のザック・ペンが脚本を務めているというのだから、アクションに力が入るのも当然だ。最初のハルク捕獲作戦が行われるブラジルでの戦い、ベティが勤めるヴァージニア大学内での戦い、そしてアボミネーションとハルクのニューヨーク・ハーレムでの戦いと、大きな戦いが3つ用意されている。特にハルクが盾を2つに使い暴れまくる姿、ハルクとアボミネーションの肉弾戦に大興奮。「アイアンマン」やバットマン最新作「ダークナイト」と比べるとやや話題性に欠けるかもしれないが、手に汗握る娯楽作として申し分ないので、夏休みに気軽に鑑賞するにはピッタリだ。

 日本では9月に公開される、同じマーベル・コミック・ヒーローの「アイアンマン」ことトニー・スターク(ロバート・ダウニーJR.)がラストに登場。ここでの彼のセリフは見ものなので、アメコミファンの方はお楽しみに。

インクレディブル・ハルク

監督:ルイ・レテリエ/原案・脚本:ザック・ペン

出演:エドワード・ノートン、リヴ・タイラー、ティム・ロス、ウィリアム・ハート

配給:ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント

2008年8月1日(金)より有楽町スバル座ほか全国夏休みロードショー



筆者プロフィール

本山由樹子

ビデオ業界誌の編集を経て、現在はフリーランスのエディター&ライターとして、のんべんだらりと奮闘中。アクションからラブコメ、ホラーにゲテモノまで、好き嫌いは特にナシ。映画・DVDベッタリの毎日なので、運動不足が悩みの種。と言いつつ、お酒も甘いものも止められない……。


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