特集:あなたの知らない香港、深セン夏休みは海外へ(3/4 ページ)

» 2009年06月19日 12時59分 公開
[ITmedia]

 香港でスパを体験……なんだか女性誌のWebサイトのようだけれど、さにあらず。日々ストレスと闘う日本人男子だって“癒され”たいと思うのは自然なこと。

 そんなお疲れ気味のあなたにおすすめしたいのが、香港でのスパ体験。日本ではちょっと恥ずかしくても、海外なら大丈夫! 木・火・地・金・水の五行パワーを体に取り込み、心身ともにリフレッシュしてみようではありませんか。

ホテル最上階で体験する極上の癒し――チュアン スパ

 香港というと「グルメと買物の街」というイメージだが、今、スパがちょっとしたブームとなっている。中でも、ホテル内に併設されたちょっとリッチなスパが、ここ数年で数多く新規&リニューアルオープンされているのだ。

 新しモノ好きな+D Styleはさっそくこの「ホテルでスパ」を体験しに香港へ飛んだ。今回紹介するのは、ランガムプレイスホテルに併設された「チュアン スパ」だ。

香港らしい活気にあふれる九龍半島・旺角(モンコック)にあるラグジュアリーホテル「ランガムプレイスホテル」。地下鉄「旺角」駅に直結しており、アクセスも良い
ランガムプレイスホテルには、300店舗以上が終結したショッピングモールが併設されている。目指す「チュアン スパ」があるのは、ホテルの最上階

 チュアン スパのチュアン(Chuan)とは「川」を中国語読みしたもの。川は水の流れを意味し、健康維持の基本も水の流れという考えから、もともと人間が持っている力を使って体と心を元気にする、といったコンセプトがネーミングに込められている。

 伝統の中国医学に基づき、相反する「陰」「陽」それぞれの力を調和することで、身体と心のトータルケアを行なうのがこのスパの特徴だ。中国医学の大きな柱である「木」「火」「地」「金」「水」の“五行の概念”をコース内容に導入。スパのトリートメントで使用されているオイル、シャンプー、ローション、ヘアマスク、お香などにも、この五行が取り入れられているという。

 トリートメントを始める前に、簡単な問診票へ色/食べ物/季節の好みや最近の出来事などを記入。さらに五行それぞれの香りをテストして、トリートメントに使用する製品を選んでいく。

“五行の概念”を取り入れたオイルやローションなどを使用

 スパというと「女性が行くところ」というイメージがあるが、そう思っているのは日本人ぐらいで、欧米では男性の利用者も非常に多く、このチュアンスパでも欧米人を中心に男性客が数多くリピート利用しているという。国際的に有名なスパ専門誌でアジアの男性部門スパナンバーワンを獲得したこともあるなど、メディアからもお墨付きの「男性も楽しめるスパ」なのだ。また、カップルで訪れるケースも多いことから、メニューでも割安なカップル料金を設定している。

 予約や館内でのやりとりは、基本的に英語だが、日本人女性のプロセラピストもいるほか、トリートメントのメニューも日本語版が用意されているなど、語学に多少不安のある人でも気軽に利用できるのがうれしい。

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