最高時速310キロの新型「ポルシェ911ターボカブリオレ」:+D Style News
ポルシェの「911」シリーズから、最高時速310キロ/最高出力480馬力の2+2シーターカブリオレが発売される。
ポルシェ ジャパンは6月15日、ポルシェAG(本社:ドイツ)が今年5月に発表したオープン2+2シーターのスポーツカー「ポルシェ911ターボカブリオレ」の受注を、全国のポルシェ正規販売店で同日より開始すると発表した。なお、販売されるモデルは「ティプトロニックS」のみ。価格は2093万円。
新型の911ターボカブリオレはクーペモデルと同様にツインターボチャージャーと可変タービンジオメトリー(VTG)を採用した3.6リッターの6気筒ボクサーエンジンを搭載。最高出力480馬力(353kW)、最大トルク620Nm/1950rpm、最高時速310キロというハイスペックと、オープンカーの持つドライビングプレジャーを兼ね備えたモデルとなっている。
シャシーの補強に加え、自動ポップアップ式ロールオーバー・バーを追加装備しながらも、重量はクーペモデルに対し約70キロの増加に抑えている。フロントには、ポルシェ カレラGTにも採用された対向6ピストンのブレーキキャリパーを装着した。3層構造の電動ソフトトップは約20秒での開閉が可能。
カブリオレ用に調整されたポルシェ・アクティブサスペンション・マネージメントシステム(PASM)を装備し、スポーツドライビング性能と走行安全性を高めた。また、電子制御マルチプレートクラッチを用いた4WDシステムを備え、エンジン出力を走行条件に応じて前後のアクセルへ配分する。
空気抵抗係数(Cd)は0.31と、クーペ同様の値を実現。また、時速120キロを越えた際に作動するリアスポイラーをクーペモデルより30ミリ高く設定することで、カブリオレでありながら高速走行時のリアダウンフォースを得ることができるモデルとなっている。
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