ベンツ「Cクラス セダン」、エンジン性能高めてフルモデルチェンジ:+D Style News
メルセデス・ベンツの「Cクラス セダン」シリーズが7年ぶりにフルモデルチェンジ。
ダイムラー・クライスラー日本は6月22日、7年ぶりにフルモデルチェンジしたメルセデス・ベンツの「Cクラス セダン」シリーズを9月下旬より順次販売すると発表した。「C200 コンプレッサー エレガンス」が450万円、「C200 コンプレッサー アバンギャルド」が460万円、「C250 エレガンス」が558万円、「C250 アバンギャルド」が570万円、「C300 アバンギャルドS」が664万円となる。エレガンスモデルはベンツ伝統のスリーポインテッドスターをボンネット上に、アバンギャルドモデルはフロントグリル中央に配している。
C200 コンプレッサーシリーズは、前モデルより出力をアップした1.8リッター・スーパーチャージャー付き直列4気筒エンジン(184馬力)を搭載し、電子制御の5速ATを採用、ハンドルは右のみ。C250シリーズでは2.5リッターV6気筒エンジン(204馬力)、C300では3リッターV6気筒エンジン(231馬力)を搭載し、電子制御7速ATを組み合わせる。ハンドルは右/左両方の仕様を用意した。
前後サスペンションには、走行状況に応じてダンパー内のオイル流量を変化させ、減衰力を調節する「セレクティブダンピングシステム」や、車速度に応じてステアリングの操作感を調節する「パラメーターステアリング」を装備した「AGILITY CONTROL」を採用した。
安全面に関しては、ABSとエンジン出力の統合制御でタイヤのグリップ力を維持し、横滑りを抑える「EPS」や、ドライバーがアクセルを離す速度から急ブレーキを予測し、ブレーキディスクとパッドの間隔を狭め素早いブレーキを可能にする「アクティブブレーキ」などを搭載した。8つのエアーバックや、前面衝突時にシートベルトを巻き上げる「ベルトフォースリミッター付きシートベルトテンショナー」も備えている。
またHDDナビゲーションシステムや、AV機能、音声認識、携帯のハンズフリーなど、さまざまな機能を搭載した「COMANDシステム」を全車標準装備する。
さらに今回、特別仕様車として「C200 コンプレッサー エレガンス デビューパッケージ」を限定550台生産する。価格は468万円。ステアリング操作と車速に応じてヘッドライトの向きを変える「アクティブライトシステム」を備えたバイキセノンヘッドライトを装備し、シートには、「レザーARTICO」を採用している。
関連記事
- 高級SUV「BMW X5」が7年ぶりにフルモデルチェンジ
ビー・エム・ダブリューの高級SUV「BMW X5」がフルモデルチェンジ。電子制御の4輪駆動システム「xDrive」を標準装備する。ボディもサイズアップ。 - プジョー「207」シリーズの最速モデル「207GTi」
プジョーのコンパクトカー「207」からシリーズ最速モデル「207GTi」が販売される。 - プジョーの「207」にクーペ・カブリオレモデルが登場
プジョーのコンパクトカー「207」シリーズに、電動ルーフを備えた「207 CC」が追加される。ターボチャージャーを搭載したGTモデルも用意した。 - 路面状況にあわせて走行制御――新型レンジローバー
ランドローバーの高級SUV「レンジローバー」がマイナーチェンジ。路面状況にあわせて車高から電子デイバスまでを自動制御する「テレイン・レスポンス・システム」を標準装備した。 - ブランドバリューは共通――アウディTTロードスター×LOEWEコラボイベント
アウディ ジャパンが、オープンスポーツモデル「新型アウディTTロードスター」デビューを記念して、ファッションブランド「LOEWE(ロエベ)」とのコラボレーションイベントを開催した。 - 最高時速310キロの新型「ポルシェ911ターボカブリオレ」
ポルシェの「911」シリーズから、最高時速310キロ/最高出力480馬力の2+2シーターカブリオレが発売される。 - モテるコンパクトカーという選択
予算内にあるミニバンとコンパクトカー。日本で人気なのはミニバン。でもアナタの生活に、そんなに巨大な空間のクルマは、本当に必要? “キャラありコンパクトカー”の魅力を教えちゃいます。 - クラシックな美しさのオープンカー、新「アウディTTロードスター」
アウディ ジャパンが、 オープンスポーツモデル「新型アウディTTロードスター」を発表。伝統的なソフトトップの採用により、クラシックな美しさと高い走行性能を実現。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.