プジョー、コンパクトカー「207」にワゴン追加:+D Style News
プジョーのコンパクトカー「207」シリーズにワゴンタイプが登場。ボディの拡大に加え、シート位置などの見直しを図り、室内の快適性を高めたほか、使い勝手を向上させる装備を採用した。
プジョー・シトロエン・ジャポンは4月1日、コンパクトカー「207」シリーズのラインアップにワゴンモデル「207 SW」とそのスポーティグレード「207 SW GTi」を追加すると発表した。SWは4月14日から販売を開始し、価格は269万円。SW GTiは6月から販売を開始し、価格は335万円。
ハッチバック、CC(クーペ・カブリオレ)と展開されてきた207シリーズのデザインアイデンティティーを受け継ぎながら、より広い室内と機能的なラゲッジスペースを備え、幅広い用途で活躍する“ライフスタイル系”のワゴンに仕上げられた。ボディ全長は4150ミリとハッチバックモデルと比べ120ミリ拡大し、全高も40ミリ高い1535ミリになっている。また、ハッチバックよりもリアシートを後方に設置することで、後部座席のレッグスペースもより広くなった。ラゲッジルームは5人乗車時で337リッター、リアシートを折りたためば最大1258リッターの積載が可能となっている。
後席からも開閉可能なラゲッジ・シェルフを搭載し、その下や横に収納スペースを設けたほか、独立して開閉することができるリアウインドウなど使い勝手を高める装備も採用した。
エンジンは、SWに120馬力(88kW)の1.6リッター直列4気筒エンジンを、SW GTiには175馬力(128kW)のターボチャージャー付き直列4気筒エンジンを採用した。サスペンションには専用のチューニングを施し、多くの荷物を積載した場合の走行性などにも配慮している。
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