BMW、日本向け仕様の新型「3シリーズ」：＋D Style News

　ビー・エム・ダブリューは11月13日、マイナーチェンジした「3シリーズ」の国内販売を開始した。セダンとワゴンを展開し、価格は434万円から。

　今回のマイナーチェンジでは、外観の変更に加え、日本向けの仕様・装備を採用した。エクステリアでは、フロントのキドニーグリルをワイドにデザインし、バンパーのエアインテークも大きめにすることでフロントフェースの迫力を強調。ヘッドライトのデザインも変更し、LEDのターンインジケーターを埋め込んだ。また、リヤバンパーやトランクリッドのデザインも刷新し、テールライトはLEDユニットによって視認性が高まっている。

　ドアハンドルのデザインを変更することで車幅を1815ミリから1800ミリに縮小し、日本の立体駐車場などでの利便性に配慮した。またHDDナビゲーションシステムを全モデルに標準装備。目的地入力、ルート設定、地図表示機能が改良され、ミュージック・サーバとしても利用できる。

　多機能操作システム「iDrive」も、日本の道路でテストを行いながら操作性の向上が図られた。使用頻度の高い機能をダイレクトに呼び出せる「ダイレクト・メニュー・コントロール・ボタン」をコントローラー周囲に設置したほか、コントローラーのボタンにクロムメッキを施すことでスタイリッシュな印象に仕上がっている。

　安全面では、6つのエアバッグや3点式ELRシートベルトを装備した。フロントシートには、追突時にむち打ち症になるリスクを低減させる、アクティブヘッドレストが標準で装備されている。

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