パナソニックは7月28日、コンパクトデジタルカメラ“LUMIX”「DMC-FP8」を8月21日より販売開始すると発表した。価格はオープンで、実売想定価格は3万5000円前後。
撮影時にレンズが飛び出さない屈折式レンズを採用し、デザイン性を高めたモデル。屈折式レンズの採用とあわせてボディもフラットなデザインとしたほか、ボタン内部にはLEDを組み込み、操作を視覚的にもアシストする仕組みが取り入られている。
屈折式レンズは35ミリ換算28〜128ミリの光4.6倍ズームで、撮像素子には1/2.33型 有効1210万画素CCDを組み合わせる。同時発表の「DMC-FX60」と同様の手ブレ補正機能「POWER O.I.S.」によって暗所での手持ち撮影にも強くなったほか、被写体にカメラ向けるだけでそのシーンが自動判別され、最適な設定で撮影が行える「おまかせiA」も夜景の自動判別が可能になるなど強化されている。
動作の高速化も進められており、同じく屈折式光学系を採用する「DMC-FT1」に比較すると起動時間で最大約30%、AF合焦時間で最大約46%の高速化が図れている。個人認証についても、1名あたりの登録枚数を最大3枚とすることで認識精度を高めている。形式はAVCHD LiteではなくMotionJPEGとなるが、1280×720ピクセルのハイビジョン動画も撮影できる。
背面液晶は2.7型(23万画素)で、サイズは95.7(幅)×59.6(高さ)×20.2(奥行き)ミリ、約131グラム(本体のみ)。撮影可能枚数は約380枚(CIPA規格)。カラーはブラック、ゴールド、シルバー、レッドの4色が用意される。
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