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超広角22.5ミリからの36倍ズーム 超高倍率だけじゃない楽しさも ニコン「COOLPIX P500」(3/3 ページ)

光学36倍ズームを搭載したニコン「COOLPIX P500」、その使い勝手を含めて、気になるポイントをチェックした。単なる「高倍率機」にとどまらない楽しさがあるモデルだ。

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好バランスの高倍率ズーム

 いわゆるネオ一眼タイプの製品ではコロっと丸いデザインを採用するものが多いが、P500はエッジや面処理でゴツゴツした男性的なイメージを醸し出しており、硬質な、いわゆるニコンっぽさを漂わせる。グリップのサイズやホールディングも良好で使いやすい。

 気になる点を挙げるとすると、イメージセンサーシフト方式の手ブレ補正だ。手ブレ補正自体はしっかり働き、810ミリ相当とは思えないピタッと止まった写真を撮影できるのだが、手ブレ補正が機能する前段階や、動画撮影時の補正しきれないブレが残念に思える。

 超広角から、肉眼では見えなかったようなものまで撮影出来る超望遠撮影が出来るのは便利で、この重さ(約494グラム。バッテリー、メモリーカード含む)なら旅行に持って行きたいと感じた1台だ。また、超望遠でも絵が破綻せず、しっかりとディテールを残した写真的な写りになっている点も評価したい。

 初心者にも安心なオートモードもあり、「これを撮りたい」という明確な意図無くとも、P500だから撮れる新しい世界がある。写真を楽しみたいと思っている人はチェックしてみてはいかがだろうか。

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プログラムオート 絞りF5.7 シャッタースピード1/800秒 ISO160 焦点距離810mm
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プログラムオート 絞りF5.7 シャッタースピード1/800秒 ISO160 焦点距離810mm
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プログラムオート 絞りF5.7 シャッタースピード1/200秒 ISO160 焦点距離810mm
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プログラムオート 絞りF4.5 シャッタースピード1/800秒 露出補正-1.0 ISO160 焦点距離22.5mm
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プログラムオート 絞りF8 シャッタースピード1/1000秒 ISO160 焦点距離810mm
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簡単にパノラマ撮影も楽しめる
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photophoto ISO感度比較。左上からISO160、ISO400、ISO800、ISO1600、ISO3200
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