カラバリ豊富な5倍ズーム機、ニコン「COOLPIX S4100」「COOLPIX S3100」発表
ニコンが扱いやすい小さなボディに光学5倍ズームレンズを搭載したコンパクトデジカメ「COOLPIX S4100」と「COOLPIX S3100」を発表した。
ニコンが2月9日に発表したコンパクトデジタルカメラの新ラインアップの中でも、比較的低価格で豊富なカラーバリエーションを用意し、扱いやすいコンパクトなボディを採用したモデルが「COOLPIX S4100」と「COOLPIX S3100」だ。価格はオープン。発売は3月の予定で、店頭での実売想定価格はS4100が2万円前後、S3100が1万7000円前後となっている。
COOLPIX S4100は、95.0×56.8×19.9ミリのボディに有効約1400万画素の1/2.3型CCDセンサーを搭載した光学5倍ズーム機。レンズはNIKKORレンズで、焦点距離は35ミリ換算で26〜130ミリをカバーする。背面のディスプレイは3インチのタッチパネル液晶だ。ボディは前モデルのCOOLPIX S4000からさらに薄型化を図り、さらに角を落としてスタイリッシュなデザインとした。手軽に写真が撮れる機能を搭載しつつ、作品作りにも便利な「ピクチャーカラー」「ソフト」「セレクトカラー」「クロススクリーン」「魚眼効果」「ミニチュア効果」といったフィルター機能や、犬や猫の顔を検出するペットモードなども備える。
COOLPIX S3100は、S4100と同様の有効約1400万画素の1/2.3型CCDセンサーに光学5倍ズームレンズを搭載しつつ、一部機能をそぎ落としてさらに購入しやすい価格を実現したモデル。ボディは93.5×57.5×18.4ミリとやや小さく、重量も約118グラムと軽量になっている。多彩な撮影機能や再生機能はほぼ共通だが、背面の液晶ディスプレイは約2.7インチで、タッチ操作には非対応。
ボディカラーはS4100がハニーブロンズ、ルージュレッド、シャンパンシルバーの3色、S3100はフレッシュピンク、シャンパンシルバー、ファインパープル、シトラスイエロー、カジュアルブルーの5色をラインアップする。
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