手軽に「撮って」「見る」 ちいさなプロジェクター搭載ハンディカム「HDR-PJ210」
ソニーが既存モデル「HDR-CX180」よりも小さなボディに、プロジェクターを搭載したハンディカム「HDR-PJ210」を発売する。
ソニーは1月11日、デジタルビデオカメラ“ハンディカム”の新製品としてプロジェクターを搭載した小型モデル「HDR-PJ210」を2月17日より販売開始すると発表した。8Gバイトのメモリを搭載しており価格はオープン。実売想定価格は5万5000円前後。
プロジェクターを搭載した“ハンディカム”の中ではスタンダードモデルに位置づけられる製品。本体の小型化が優先的に行われており、昨年のスタンダードモデル「HDR-CX180」よりも小さく・軽い、58(幅)×56(高さ)×114ミリ(奥行き)/252グラム(バッテリー搭載時)というボディサイズを実現している。
撮像素子には1/5.8型 総画素150万画素のExmor CMOSセンサーを搭載しており、最大1920×1080ピクセル/60i(24Mbps、17Mbps)のフルハイビジョン撮影が可能なほか、全画素超解像技術によって530万画素相当の静止画撮影も行える。
レンズは35ミリ換算36〜1080ミリ相当(16:9 動画撮影時)の光学30倍ズーム「CZ」レンズで、画角を小さくすることでズーム倍率を上げるエクテンデッドズーム利用時には30倍のズームも行える。手ブレ補正は電子式を採用する。プロジェクターのパネル解像度は640×360ピクセルで、輝度は10ルーメン。最大100インチ相当までのサイズで撮影した映像や静止画を投影できる。
→「HDR-PJ210」をソニーストアで購入する
気楽に撮って、プロジェクターですぐ上映。価格は5万4800円(税込/予定)
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