未来感あるリモコンセットも ソニー“アクションカム”にNFC&GPS対応の新製品
ソニーが“アクションカム”「HDR-AS30V」を発売する。既存モデルからハウジングの小型化を進め、リストバンド型リモコンの同梱セットも用意した。
ソニーは9月17日、“アクションカム”「HDR-AS30V」を10月11日より販売開始すると発表した。価格はオープンで、実売想定価格は3万円前後。ライブビューリモコン「RM-LVR1」とのセット「HDR-AS30VR」の実売想定価格は4万円前後。
昨年9月に登場した「HDR-AS15」の後継製品。さまざまなマウントに装着するために必要な同梱ハウジングを軽量化、操作ボタンの新設で操作性も向上させた。従来はオプション設定だった集音パーツも標準セットすることで集音性能も高めている。
同梱されるハウジング「SPK-AS2」の防水性能は5メートル防水(AS15の同梱ハウジング「SPK-AS1」は60メートル防水)となっており、本格的なダイビングでの利用時には60メートル防水ハウジング「SPK-AS1」ないし「MPK-AS3」(SPK-AS1と水中ドアAKA-RD1のセット)を別途導入する必要がある。
1080/60p録画まで対応する動画撮影性能については基本的に既存モデルを踏襲するが、上下反転記録に対応することで装着場所を選ばなくなった。また、静止画についても11.9M相当の高画素記録が可能なっている。撮像素子は1/2.3型 総画素1680万画素の“Exmor R”COMSセンサーを搭載、レンズには170/120度の撮影を行えるカールツァイス“テッサー”を組み合わせている。
NFCとGPSも新たに搭載した。NFC搭載によって対応スマホについてはかざすだけでカメラを認識するため、操作とモニタリングがより容易となる。GPSについては画像管理ソフト「PlayMemories Home」のアップデートによって、取得したログを元にまるで自動車レースの車載カメラの様な映像をつくりだせる機能が追加される。PlayMemories Homeではこのほかにも、2台のHDR-AS30Vによって撮影された映像を1画面表示してMP4化する機能や、動画の回転(90/180/270度)機能、撮影のスタート地点と軌跡と地図にオーバーレイ表示するマップビュー機能なども実装される。
新製品にあわせ新マウントなどオプションが新たに用意される。最も特徴的なのが腕時計のような形状の1.4型液晶を搭載したライブビューリモコン「RM-LVR1」(1万5750円)。AS30VとhWi-Fiにて接続され、カメラが映している映像をリアルタイムでモニタリングできる。もちろん再生や停止など基本操作も行える。3メートルの防水機能も有しており、水辺での利用も問題なく行える。RM-LVR1は既存HDR-AS15でも利用可能だ。
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