“場の雰囲気”をまるっと残す、レンズが2つの不思議なカメラ「PowerShot N100」で遊んでみよう(1/2 ページ)
発売は4月下旬予定とまだ先だが、CP+の会場でも展示されていたキヤノンのユニークなデジカメ、「PowerShot N100」(以下、N100)が届いたので早速レビューをお届けしよう。なお本稿で紹介する機材は試作機であり、製品版では仕様が異なる可能性もあるのでその辺はご了承いただきたい。
昨年春に登場した「PowerShot N」は「シャッターボタンがない」「1回で構図や色調などが異なる6枚を同時に作り出す、クリエイティブシャッター機能の搭載」など、ユニークな試みが詰まったカメラ。そして、新製品のN100も同様に、新しい試みを積極的に取り入れている。
被写体と撮影者を同時に撮る、そんな不思議なデジカメ
一見すると何の変哲もない、チルト液晶を備えた普通のデジカメ。これが第一印象。しかし、背面液晶モニターの上部にはレンズらしきものがちんまりと鎮座している。そう、これがN100のウリである「デュアルキャプチャー」を実現するために備えられた「ストーリーカメラ」だ。
前後にある2つのレンズで、被写体と撮影者を同時に撮影するというのが目玉のデュアルキャプチャー。その写真を撮った時の状況や撮った人を同時に写し込むことで、それを後に見る際、記憶のトリガーにするという仕掛けだ。
同時撮り撮影は簡単で、モードスイッチを切り替えて被写体に向き、シャッターボタンを押すだけ。そうすれば、画面右下に撮影者の顔も合成された写真が撮れる。デュアルキャプチャーは動画撮影にも対応しているので、被写体と撮影者のその時の動作や表情も連続して記録することもできる。
実際、旅行やイベントなどで数多くの撮影をしても、それがどんな時に撮ったとか、その時に自分がどんな格好や表情をしていたかはなかなか思い出せないもの。それが、このカメラだと瞬時に分かる訳だから面白い。
孫を写すおじいちゃんやおばあちゃんは自然と笑顔になるだろうし、かわいいペットを写している時に思いがけないシーンが訪れれば、飼い主の驚きの表情もそこには記録されるわけで、のちのちの写真を見ながら語る際に話題がつきないこと請け合いだ。
背面に搭載されているストーリーカメラは25ミリ相当と広角で、少し離せば並んだ2人の顔を入れることもできるし、近寄れば撮影者の顔だけや眼だけといった写真も撮れるので自由度は高い。
撮るだけでなく、見る際にも楽しめるようにさまざまな工夫がこらされているのも特徴。背面液晶モニターの右上にある本を見開きにしたような「ストーリーハイライト」ボタンを押すと、撮影された静止画や動画をひとつのムービーアルバムにしてくれる。
「イベント」「日付」「人物」「カスタム」の4つのテーマから選択すれば、カメラが自動でセレクトしてまとめてくれるので手間はかからない。“思い出をストーリーで残すニューコンセプトモデル”これがN100の目指したカタチだ。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
この記事の著者
関連記事
こんなメディアも見られています
ITmedia NEWSに関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。
SpecialPR
本日の新着記事
アクセスランキング
-
1
Excel、40年続く原則を変更へ 1個のセルで複数の値を扱う新機能
-
2
“期限切れクレカ”を蘇らせ、不正にタッチ決済する「ゾンビカード攻撃」 米研究チームが検証
-
3
IIJ、新人エンジニア向け研修教材を無料公開 Web技術の基礎から生成AI活用まで20講義超
-
4
ヤマト運輸「クロネコ代金後払い」、不正アクセスでサービス停止、宅急便などは通常通り
-
5
チケット販売サイト「イープラス」に不正アクセス、個人情報1463件漏えい 口座情報や住所なども一部流出
-
6
Geminiの「Gem」廃止へ、11月17日から「スキル」へ刷新
-
7
日本郵便に不正アクセスか 国際郵便の「調査請求Web受付」を停止、原因は調査中
-
8
AWS、AIエージェントを自作できるツール「Strandsハーネス」をオープンソースで公開 特定のLLMに依存せず入れ替え可能
-
9
「タイムズカー」会員情報約660万件漏えい 運転免許画像など 不正アクセスで
-
10
さくらインターネット、「.site」「.work」「.xyz」ドメインを値上げへ 27年2月から
ITmedia NEWS SNS
インフォメーション
注目情報をチェック
ITmediaNEWSをフォロー
あなたにおすすめの記事PR