日本出版取次協会は、東北地方太平洋沖地震に関連し、出版物を全国の書店に発売日に届けることが困難な状況であることを発表した。
日本出版取次協会は、3月11日に発生した東北地方太平洋沖地震に関連し、出版物(雑誌・書籍)を全国の書店に発売日に届けることが困難な状況であることを発表した。
取次会社とは出版社と小売書店の中間にあって、書籍/雑誌などの出版物を出版社から仕入れ、小売書店に卸売りする販売会社を指す。トーハン、日販、大阪屋などの取り次ぎ大手が名を連ねる同協会が発表したところによると、3月16日現在、全国一律の発売日を確約するのは困難な状況であるという。これは、物資の配送が被災地を優先して手配されていること、輸送/配達するためのトラックの燃料不足、計画停電によるコンテナ(鉄道)輸送手段の確保が困難であることなどが理由だとしている。
同協会によると、現在の配達状況は以下の通り。
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