往年の名機から最新のタブレットまで――古今東西の電子書籍端末をショーケース風に紹介する「電子書籍端末ショーケース」。ここでは、国内では初となるAndroid 3.0搭載タブレットとして注目を集めたLGエレクトロニクスの「Optimus Pad」を取り上げる。
国内では初となるAndroid 3.0搭載タブレット。メーカーはLGエレクトロニクスで、販売元のNTTドコモでは「L-06C」という型番が付与されている。
ほぼ同時期にKDDIから発売されたMOTOROLA製のAndroid 3.0搭載タブレット「XOOM Wi-Fi」と違って3G回線にも対応しており、SPモードやドコモマーケットなどドコモ独自のサービスも利用できる。
画面サイズは8.9インチワイドとXOOMに比べるとひとまわり小さい。デュアルコアチップ「NVIDIA Tegra 2」搭載による高速なレスポンスが特徴で、HDMI出力端子や3つのスピーカーなど、マルチメディアを指向したハードウェアが特徴的。電子書籍ビューワとしては一般的なAndroidアプリが利用でき、タッチによる操作が可能。
2011年8月にAndroid 3.1へとアップデートが行われ、キーボードやマウスといったUSBデバイスのサポートなどの機能追加が行われた。
| メーカー | LGエレクトロニクス |
|---|---|
| 国内発売時期 | 2011年3月 |
| 発売時価格 | 7万9800円前後(一括契約の場合。プランにより異なる) |
| 専用/汎用 | 汎用 |
| OS | Android |
| OSバージョン | Android 3.1 |
| サイズ※最厚部 | 243(幅)×150(奥行き)×14.1(厚さ)ミリ |
| 重量 | 約620グラム |
| 解像度 | 1280×768ドット |
| ディスプレイ | 液晶 |
| カラー/白黒 | カラー |
| 画面サイズ | 8.9インチ |
| 通信方式 | 3G、IEEE802.11b/g/n |
| Bluetooth | Ver3.0 |
| 内蔵ストレージ | 1Gバイト |
| メモリカードスロット | なし |
| バッテリ持続時間(メーカー公称値) | 非公開(バッテリー:6400mAh) |
| タッチ操作 | 対応 |
| 対応フォーマット | アプリに依存 |
| コネクタ | USB(microB) |
| 電子書籍ストア | 2Dfactoなど |
| そのほか | - |


8.9型ワイド画面を採用。縦横どちらの向きでも利用可能(写真=左)/約620グラムとそこそこの重量があり、片手で持つのは厳しい(写真=中央)/長辺はiPadとほぼ同じサイズだが、ワイド比率なのでややスリム(写真=右)

戻る、ホームなどのキーはソフトウェアキーで提供され、本体正面に物理スイッチは備えない(写真=左)/左側面。電源ボタン、スピーカー、イヤフォンジャック、電源コネクタを備える(写真=中央)/右側面。スピーカー×2基を備える(写真=右)

ホーム画面。OSはAndroid 3.0を採用。2011年8月にAndroid 3.1へとアップデートされた(写真=左)/一般的なAndroidの読書アプリが利用できる。これはi文庫のホーム画面(写真=中央)/ワイド比率のため、見開き表示するとやや横長になる(写真=右)| 最終更新日2011年8月25日 |
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