「honto電子書籍ストア」のAndroidアプリ「総合書店 honto」。本稿執筆時点のバージョンは2013年4月12日更新の4.4.1。原則としてWi-FiのみモデルのAndroidタブレットには非対応だが、Nexus 7とNexus 10には対応している。
hontoの詳細なレビューは『電子書店完全ガイド――honto』で確認してほしい。
電子書店「BookLive!」のAndroidアプリ「電子書籍 BookLive! Reader」。本稿執筆時点のバージョンは2013年2月8日更新の2.2.2。
BookLive!の詳細なレビューは『電子書店完全ガイド――BookLive!』で確認してほしい。
サムネイルの一覧はFujisanReaderと同様に、中央以外が傾いた状態で表示されるが正直見づらい。スタイリッシュさと実用性を両立したUIの模索はまだこれからのようだ。
シャープの電子書店「GALAPAGOS STORE」のAndroidアプリ「電子書籍 GALAPAGOS」。本稿執筆時点のバージョンは2013年3月26日更新の2.3.10。
電子書店の詳細なレビューは「これでもう迷わない、電子書店完全ガイド――GALAPAGOS STORE」だ。定期購読した雑誌は自動配信されるのが大きな特徴。
GALAPAGOSのビューワはスクリーンショットが撮れないため、以下の画像はカメラで撮影している。ほかの項とは条件があまりにも異なるので単純な比較は難しいが、ご了承いただきたい。
ソニーの電子書店「ReaderStore」のAndroidアプリ「ソニーの電子書籍 Reader」。本稿執筆時点のバージョンは2013年4月18日更新の3.2.0。このアプリ単独では電子雑誌を読むことができないため、別途「Reader 拡張機能」をインストールする必要がある。拡張機能のバージョンは2013年4月18日更新の3.2.0。
電子書店の詳細なレビューは『電子書店完全ガイド――Reader Store』で確認してほしい。
電子書店「eBookJapan」のAndroidアプリ「電子書籍・コミックリーダー ebiReader」。本稿執筆時点のバージョンは2013年4月10日更新の2.1.18.0。
雑誌の本格配信は、2013年3月15日に始まったばかり。
電子雑誌は、一般的な電子書籍(コミック)よりファイルサイズが大きい。電子雑誌専門店4カ所とBookLive!はダウンロード中から閲覧できるが、honto、GALAPAGOS、Reader、eBookJapanは、ダウンロード完了まで待つ必要がある。また、基本的にはどの電子書店も電子雑誌は画像ベースだが、今回の調査では唯一、Zinioが文字情報をベクタ画像で持っていた。画像が荒いと、写真のキャプションやルビなどは判別が難しくなるが、ベクタ画像であれば拡大しても再計算してジャギーのない表示ができる。こういう工夫がなされていれば、多少小さい画面でも高い可読性を提供できるだろう。
雑誌というのは、見開きで見ることを前提としたレイアウトになっている場合が多い。Nexus 7などの1280×800ピクセル端末で電子雑誌を読む場合は、どうしても見開きではなく片側1ページでの閲覧になってしまう。しかし、Nexus 10の解像度であれば、雑誌本来のレイアウトで楽しむことができるだろう。そういった新しい次元の高解像度端末は、ずっと第3世代以降のiPad Retinaが孤高の存在だったわけだが、Android勢からもようやく新しい領域に踏み込んだ端末が現れたと言えるのではないだろうか。
フリーライター。ブログ「見て歩く者」で、小説・漫画・アニメ・ゲームなどの創作物語(特にSF)、ボカロ・東方、政治・法律・経済・国際関係などの時事問題、電子書籍・SNSなどのIT関連、天文・地球物理・ロボットなどの先端科学分野などについて執筆。電子書籍『これもうきっとGoogle+ガイドブック』を自主出版で配信中。
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