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講談社が森博嗣氏の短編と最新作をApp Storeで販売開始:年内にもう1本の森作品を追加予定
森博嗣氏の最新作と短編がiPad/iPhone向けの電子書籍としてApp Storeで販売された。価格はそれぞれ800円と115円だ。
人気短編と最新長編がeBook化
講談社がiPad/iPhone向けのユニバーサルアプリとしてリリースしたのは、森博嗣氏の最新作「喜嶋先生の静かな世界 The Silent World of Dr.Kishima」と、短編の「キシマ先生の静かな生活 The Silent World of Dr.Kishima」の2作品。前者は講談社100周年書き下ろし作品の一環で、学問の深遠さ、研究の純粋さ、大学の意義を語る自伝的小説だ。後者は同氏の短編小説集「まどろみ消去」の最後に収録された人気作品となっている。
価格は「喜嶋先生の静かな世界」が800円、「キシマ先生の静かな生活」が115円で、講談社によれば、2010年中をめどに、もう1本の森博嗣氏作品をアプリ化する予定だという。
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