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東京国際ブックフェアを練り歩いた:東京国際ブックフェアリポート
7月3日から始まった「第17回 国際電子出版EXPO」と「第20回 東京国際ブックフェア」。ここでは、書籍を安価に購入できる後者の模様をお届けする。
ブックフェアならではの割引価格で書籍を購入可能
7月3日から、東京ビッグサイトで「第20回 東京国際ブックフェア」が開幕し、会場は多くの人でにぎわっていた。日本最大規模の「本」に関する見本市である東京国際ブックフェアは、国内だけでなく世界各地の出版社が出展し、商談や宣伝、販売活動を行っている。
電子書籍のアピールや希少本の展示を行っているブースも一部にあったが、その大半で新刊書籍の即売が行われ、各所で人だかりができていた。すべての書籍に当てはまるわけではないものの、多くの新刊書が20%オフで販売されている。洋書バーゲンコーナーなどでは半額から70%オフで購入できる場合もあった。
なお、会場で目に付いたブースを下記にまとめているが、いずれも7月3日時点での情報であり、割引率などを保証するものではない点に注意してほしい。
ちなみに、東京国際ブックフェアは7月6日(土)まで開催されており(国際電子出版EXPOは5日まで)、一般公開日は7月5日と6日だ。連日さまざまなイベントやセミナーが開かれているので、1度足を運んでみてはいかがだろうか。
※初出時に「創元社のブース」を「東京創元社のブース」と誤記していました。また、創元社ではSF/ホラーなどは扱っていません。おわびして訂正します。(7/4 10:30)
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