NAC、Linuxサーバ用のウイルス対策ソフトを発表

日本ネットワークアソシエイツは、Linuxサーバ向けウイルス対策ソフト「McAfee LinuxShield」を発表した。

» 2004年06月04日 17時30分 公開
[ITmedia]

 日本ネットワークアソシエイツは6月4日、Linuxサーバ向けウイルス対策ソフト「McAfee LinuxShield」を発表した。

 同製品は、Red Hat Liunxで構築されたファイルサーバをウイルス/ワームなどから守るもの。システムへの新たな攻撃を常時監視しするほか、FTPによる自動アップデート機能を備える。また、修正プログラムが公開される前に新種のウイルスを検出できるヒューリスティック検出機能を搭載した。

 米Network Associatesの企業・プロダクトマーケティング担当副社長ラージ・ディングラ氏は、「ほとんどのWindowsウイルスは、ユーザーが添付ファイルを実行することでコンピュータに感染するが、Linuxウイルスの多くはユーザーの介在を必要としない。そのため、サーバを最新に保ち最新のウイルス対策を講じることがWindows以上に重要だ」と話している。

 また管理ツール「McAfee ePolicy Orchestrator」での管理に対応し、対策の有効性の評価、対策の実施、レポートのカスタマイズが行える。対応するLinuxは、「Red Hat Enterprise Linux AS/ES/WS 3.0」など。価格は5万3000円から。

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