日立、ミューチップ活用システムを分野別にメニュー化

» 2004年06月08日 15時35分 公開
[ITmedia]

 日立製作所は、世界最小の非接触型ICチップ「ミューチップ」を活用した各種システム構築サービスを分野ごとにメニュー化し、6月10日から販売を始める。用途に応じた利用システムを体系化することで、顧客が導入しやすくした。

 ロジスティクス、アミューズメント、教育、トレーサビリティ、マネージメントの5分野について、これまでの実証実験やシステム構築を通じて得たノウハウをベースに開発したメニューをラインアップした。

 例えばアミューズメントでは、観光マップにミューチップを埋め込み、観光地の情報端末から観光地情報を検索できるサービスなどを用意した。価格は個別見積もりとなる。

 また、ミューチップを活用した業務アプリケーション開発を支援するソフト「ミューチップマネージャ」を6月10日に発売する。.NET Framework上で利用可能なソフト部品など、各種APIとサンプルプログラムを提供する。価格は53万5500円(税込み)から。

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