PFU、RFC3161準拠の「タイムスタンプ・サービス」を9月より提供

PFUは9月より、電子文書/データに対する「タイムスタンプ・サービス」を提供する。

» 2004年06月18日 00時11分 公開
[ITmedia]

 PFUは6月17日、電子文書/データに対する「タイムスタンプ・サービス」を9月より提供することを明らかにした。

 タイムスタンプ・サービスは、画像やPDFなどのデジタルデータに対し、PKI技術と時刻情報に基づく「タイムスタンプ」を付与することで、当該データがタイムスタンプ発行時刻以前に存在していたことを証明するとともに、以降改ざんが加えられていないことを証明するサービス。税務関係書類をはじめとする公的文書や図面などの社内文書、契約書などを、法的証拠能力を保持したまま長期間にわたって保存する際に利用できる。

 PFUが提供するサービスでは、時刻配信・監査にセイコーインスツルメンツの時刻認証サービス「クロノトラスト」を、また公開鍵証明書には、日本認証サービスが提供する「タイムスタンプ局用証明書発行サービス」をそれぞれ採用。さらに、タイムスタンプの標準仕様であるRFC3161に則ってサービスを提供する。

 同社ではタイムスタンプ1万回当たり10万円という価格でのサービス提供を予定。これにより、「e-文書法(通称)」への対応や文書管理コストの削減を支援できるとしている。

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