Symbol対Proximの特許訴訟でProximに賠償命令

デラウェア地区米連邦地裁は、Proximに対し、損害賠償約2300万ドルと利息300万ドルをSymbolに支払うよう命じた。これに先立ち昨年9月にはSymbol側の訴えを認める陪審評決が下されている。

» 2004年07月30日 08時05分 公開
[ITmedia]

 ネットワーク機器メーカーのSymbol TechnologiesとProximが争っていた特許訴訟でSymbolは7月29日、Proximに対して約2600万ドルの支払いを命じる判断を勝ち取ったと発表した。

 Symbolの発表によると、この判断はデラウェア地区米連邦地裁で下された。Proximに対し、損害賠償約2300万ドルと利息300万ドルをSymbolに支払うよう命じる内容。これに先立ち昨年9月にはSymbol側の訴えを認める陪審評決が下され、結審後にProximが提出した申し立ても退けられた。

 この訴訟では無線LAN技術が争点となっており、2300万ドルの賠償金は、Symbolの特許を侵害していると認定された製品に対する6%の特許料として算定された。

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