IP テレコム、「Nature's Linux Development Kit」正規版を公開開始

IP テレコムは8月9日、「Nature's Linux」の開発者向け製品「Nature's Linux Development Kit」の正規版を公開した。

[ITmedia]

　IP テレコムは8月9日、「Nature's Linux」の開発者向け製品「Nature's Linux Development Kit」の正規版を、Nature's LinuxのWebサイトで公開したことを発表した。3月30日に公開されたPreview Release版の正規版となる。

　同製品は、「Nature's Linux」の基本環境に、開発に必要なコンパイラやデバック環境を含んだ開発者向け製品。Preview Release版との主な違いは、コンパイラ、ライブラリの採用バージョンをgcc 3.3系、glibc 2.3 系へ変更されたほか、採用しているオープンソースソフトウェアを単一パッケージ方式から分割パッケージ方式となったことが挙げられる。

　そのほか、システム領域／サービス領域にSSHで直接できるようになったほか、root権限を利用することなくiptables、ネットワーク設定などが変更できる管理者アカウントモード機能が追加されている。