ディーバとTKC、連結納税システムで技術提携

ディーバは、自社開発した連結会計システム「DivaSystem」と、TKCが開発した連結納税システム「eConsoliTax」を連携させるため、両社が技術提携すると発表した

» 2004年08月18日 17時41分 公開
[ITmedia]

 ディーバは、自社開発した連結会計システム「DivaSystem」と、TKCが開発した連結納税システム「eConsoliTax」を連携させるため、両社が技術提携すると発表した。連結会計と連結納税をデータを含め、システムとして連携できることにより、ユーザー企業は、より決算業務をより早く行えるようになる。

 従来、導入のネックとされていた連結付加税(法人税率を2%上乗せ)が昨年廃止され、連結納税は企業グループからの関心を集めている。だが、連結納税に際しての計算業務は、連結財務諸表作成業務に影響を及ぼし、決算発表を遅らせることが懸念されている。

 また、連結財務諸表の注記情報などは、連結納税計算でも必要とされる情報であり、親会社にデータを提出する子会社では、二重作業を迫られる恐れもあるという。

 今回、ディーバとTKCは、決算発表の早期化を阻害するこうした要因を排除し、子会社での二重作業を回避するために、DivaSystemとeConsoliTaxを連携させることが効果的と判断、技術提携に至った。

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