富士ゼロックス、デジタルモノクロ複合機と企業向け電子情報システムを販売開始

富士ゼロックスは、デジタルモノクロ複合機「DocuCentre 750 I」ほか3機種と企業向けの新情報システム製品を発表した。

» 2005年01月06日 23時55分 公開
[ITmedia]

 富士ゼロックスは1月6日、デジタルモノクロ複合機「DocuCentre 750 I」、「同 650 I」、「同 550 I」の3機種を1月31日から販売開始すると発表した。また同時に、これらのDocuCentreをベースにした新情報システムとして、「ApeosPort 750 I」、「同 650 I」、「同 550 I」も販売開始する。

 DocuCentre 750 I/650 I/550 Iは、新開発エンジンを採用することで、紙送りプロセスを短縮化・高速化し、750 Iで毎分75ページ、650 Iで毎分65ページ、550 Iで毎分55ページの高速両面出力を実現したのが特徴。また、最大250枚の用紙を収容可能なADFを標準装備する。

 さらに、オプションにより、デジタルモノクロ複合機ながらカラースキャンに対応しADFと連携して連続読み込みが可能なほか、プリンタ機能にも対応する。

 一方、ApeosPort 750 I/650 I/同 550 Iは、DocuCentreでオプション設定のプリンタ・スキャナ機能を標準で搭載。別途用意される連携アプリケーションを用いることで、パソコンを経由せず直接外部アプリケーションや既存の業務システムと連携可能にしたのが大きな特徴だ。これにより、スキャンした紙文書を運用中の業務システムに直接受け渡したり、外部サービスのワークフローにつないだりできるという。

 このほか、フィニッシャー、イメージ圧縮キット、複製管理キット、データセキュリティキットなど、多彩なオプションを用意している。

 価格は、DocuCentreが227万円(550 I本体、税別)から、ApeosPortが300万円(550 I本体、税別)から。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

注目のテーマ