エアーは、米Guardiumが開発したデータベース監視アプライアンス「SQL Guard」の国内販売およびサポートを開始した。
エアーは1月21日、米Guardiumが開発したデータベース監視アプライアンス「SQL Guard」の国内販売およびサポートを開始したことを明らかにした。
SQL Guardは、OracleやDB2、Microsoft SQL、Sybaseといった主要なデータベースのトランザクションを解析し、どのユーザーからどういったアクセスがあったかを検査、監視するセキュリティ製品。データベースに対する不正なアクセスや情報漏洩につながりかねない不適切な行動をとらえ、アクセス制御を行うとともに、管理者への通報を行う機能を備えている。監査証跡用のリポート作成も可能だ。
製品本体はクライアントとデータベースサーバの間に配置され、データベースとの間でやり取りされるデータストリームをすべて監視する。既存のネットワーク構成に変更を加える必要もないし、専用のエージェントプログラムなども不要なため、データベースのパフォーマンスに影響を与えない点が特徴だ。
エアーではこの製品により、従来はさまざまなログを突き合わせて分析する必要のあったユーザーの行動を把握し、企業にとって重要な資産であるデータベース内の情報を適切に管理、監視できるようになるとしている。
SQL Guardには監視対象データベース数や灰アベイラビリティ機能の有無によって、6種類のラインアップが用意されているほか、ポリシーの自動生成を行う「SQL PolicyGuard」といったオプション機能も用意されている。価格は要問い合わせ。
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