シスコ、日本でもNACパートナー獲得を目指し活動開始

シスコシステムズは、セキュリティ技術「Cisco ネットワーク アドミッション コントロール(NAC)」のパートナープログラムを日本でも開始する。

» 2005年02月03日 23時27分 公開
[ITmedia]

 シスコシステムズは2月3日、同社が提唱するセキュリティ技術「Cisco ネットワーク アドミッション コントロール(NAC)」のパートナープログラムを日本でも開始することを明らかにした。

 Cisco NACは、同社のルータ/スイッチ製品と認証サーバ「Cisco Secure Access Control Server」、パートナー製品を通じてクライアントに組み込まれる「Cisco Trust Agent」の連携によって端末のセキュリティ状態を収集し、ポリシーと照らし合わせてアクセスコントロールを実現する仕組みだ。米国では2004年12月までに、McAfeeやSymantec、Trend Microといったウイルス対策ベンダーを含む15社が同構想に賛同し、パートナープログラムへの参加を表明している。

 NACパートナープログラムでは、シスコ製品とパートナー製品の相互接続性を検証、認定する。認定を得た製品には「Cisco Compatible」のロゴ仕様が認められるほか、共同マーケティング活動なども検討していくという。

 シスコはこのパートナープログラムを国内でも展開し、参加説明会などを通じて「エンドポイントセキュリティ(アンチウイルス)」「コンプライアンス(クライアントセキュリティ)」「パッチ管理」といった製品を提供するベンダー各社に参加を呼びかけていく。既に数社に対しデモンストレーションを行っているということだ。

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