日本HP、個人情報保護法にも対応できるID管理ソフト

日本HPは、業務アプリケーションへアクセスするためのIDを一元管理できるソフト「HP IceWall Identity Manager」の最新バージョンを発表した。

» 2005年02月08日 21時24分 公開
[ITmedia]

 日本ヒューレット・パッカード(日本HP)は2月8日、業務アプリケーションへアクセスするためのIDを一元管理できるソフト「HP IceWall Identity Manager」の最新バージョンを発表した。

 同製品は、アプリケーションのユーザーアカウントとそれに付随する情報をWebブラウザ上で管理できる。個人情報の登録・変更作業、パスワードの生成・通知などといった作業の効率化が可能だ。最新版の3.0では、ソフトウェアの構造を再設計し、フレームワーク化したことで、組織のニーズに合わせたカスタマイズを容易にした。

 同社は、4月に施行される個人情報保護法では、顧客の個人情報だけでなく社員情報も保護の対象となる。ユーザーIDに代表されるシステムの個人情報は、従業員を特定する情報に紐付けられることが多く、個人情報とみなされる。多くのアプリケーションを使用するビジネスの現場では、システムの個人情報の適切な管理が必要だ、としている。

 価格は、5000ユーザーライセンスで252万円から。2月16日から発売する。

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