富士通、UHF帯RFIDタグを使った重要書類管理システム

富士通と富士通フロンテックは、UHF帯RFIDタグを採用した重要書類管理システムを開発した。

» 2005年02月25日 14時52分 公開
[ITmedia]

 富士通と富士通フロンテックは2月24日、UHF帯RFIDタグを採用した重要書類管理システムを開発したと発表した。7月以降に出荷する予定。

 同システムは、UHF帯RFIDタグ、RFIDタグ内蔵のファイル棚、管理用PCに接続するリーダ/ライタ、監視用ゲート、アプリケーションで構成され、ファイル貸出・返却の管理や不正持出しの監視を行える。

システム構築例 システム構築例

 13.56MHz帯を利用したRFIDタグでは、取り付ける書類の収納形態・厚さ、監視用ゲートの幅などの点で自由度が限られていたが、通信距離や指向性で優位なUHF帯を利用することで、自由度や精度を高めた。13.56MHz帯場合、ゲート幅を1メートルしか取れなかったものが、UFH帯を使うことで、2〜3メートルまで広げられる。

 オプションで、ファイル棚の電子ロックとの連動させられるほか、ファイル棚の増設にも対応する。

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